2018年6月12日、華字紙?中文導(dǎo)報は、米ヒューストンの中國人留學(xué)生30人以上が強制送還される可能性があると伝えた。

記事によると、留學(xué)生らは微信（WeChat）上に「プライベートキッチン」を開設(shè)してデザートを販売していた。これに対し、現(xiàn)地の中華料理店の経営者が「商売を邪魔された」として警察に通報した。

大勢の中國人留學(xué)生が集まるニューヨーク一帯では「微商産業(yè)（WeChatのグループチャットを利用した商品の販売）」が盛んに行われているといい、各地の華人地區(qū)で微信を使ったフードデリバリーと代理購入ビジネスが活発になっているようだ。デザートから四川料理、広東料理、火鍋など故郷の美食はほぼ何でもそろうそうで、ニュージャージー州に住むある利用者は「いろいろな美食を楽しむために微信の多くのグループチャットに參加している」と話しているという。

だが、こうした行為は法規(guī)に反するもので、記事は「類似の事例は全米で起きている。以前も微信で代理販売を行った留學(xué)生が強制送還されている」と紹介。移民稅関捜査局の関係者は「學(xué)生が留學(xué)生ビザ（F1ビザ）を有しているということは米國に勉強に來ていることを意味する。一部の狀況においてF1ビザ所有の學(xué)生に仕事の許可が與えられるが、具體的な規(guī)定がある。この規(guī)定に違反すると、學(xué)生は米國を離れるよう要求される可能性があり、しかも再び戻ってくることはできない」と説明した。

この関係者によると、F1ビザの學(xué)生は渡米前に學(xué)費と生活費を支払えるだけの経済能力を備えていることを証明しなければならないため、仕事の機會は限られているという。

記事は、「學(xué)生が仕事をしたいと思ったら、まず學(xué)校の責(zé)任者に話をしなければならない。學(xué)校責(zé)任者は許可なく仕事をしている學(xué)生がいることが分かった場合、SEVIS（Student and Exchange Visitor Information System）へ報告する。報告は、規(guī)定違反の學(xué)生のSEVIS內(nèi)の記録が終了することを意味しており、直ちに米國を離れなければならない。しかも、米國への再入國が許可されない可能性がある。校外で仕事をするには、少なくとも1年間の學(xué)習(xí)課程を終了し、國土安全保障省が規(guī)定する『緊急狀況』に認(rèn)定された『経済的困難』な學(xué)生である必要がある」と紹介した。（翻訳?編集/山中）