中國(guó)メディアの中國(guó)新聞社は、北京市北京市海淀區(qū)の工事現(xiàn)場(chǎng)で見つかった石像4點(diǎn)が鑑定作業(yè)の結(jié)果、1856年のアロー戦爭(zhēng)で英仏連合軍に破壊された?jī)颐鲌@から流失したものと斷定され、12日に円明園に戻されたと報(bào)じた。

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石像は龍または龍に似ているが角はない想像上の動(dòng)物であるチー（蟲へんに「離」のへん部分）を表したもの。高さは90～100センチ程度。2017年2月に海淀區(qū)清河街道地區(qū)の工事現(xiàn)場(chǎng)で掘り出された。同地區(qū)の文化歴史顧問の杜沢寧（ドゥー?ザーニン）氏が出土の様子を目撃し、保管の手続きをした。

石像には「漢白玉」と呼ばれる非常に高価な石材が使われていた。杜氏が調(diào)べたところ、出土場(chǎng)所の近くには、石像が置かれていた可能性のある橋や建物は存在しなかったことが分かった。杜氏は最近になってから、像は2、3キロメートルの距離にある円明園から流出したものであると考えるようになった。

円明園は、清の第5代皇帝の雍正帝（1722～35年）が造成した離宮。當(dāng)時(shí)は清朝の全盛期で、同園內(nèi)は西洋人が設(shè)計(jì)した西洋風(fēng)の建物や噴水などもある壯麗な建築群だった。しかし、1856年に勃発したアロー戦爭(zhēng)で英仏軍が北京に侵攻した際、フランス軍が貴重品を略奪し、さらに英國(guó)軍が「捕虜虐待?虐殺への報(bào)復(fù)」として建物などを徹底的に破壊した。その後は中國(guó)人が園內(nèi)に殘っていた石像などを持ち出して、売りさばいた例もあったとされる。

円明園は長(zhǎng)期にわたって廃墟のままだったが、1984年に再整備が始まり、現(xiàn)在は一部が公開されている。

最近になり円明園側(cè)が石像を鑑定し、同園から流失したものと斷定した。円明園は流出した文化財(cái)の回収作業(yè)を続けており、これまでに40點(diǎn)余りを園に「帰宅」させたという。（翻訳?編集/如月隼人）