中國政府內(nèi)で対臺灣問題を擔當する國務(wù)院臺灣事務(wù)弁公室の馬暁光報道官は13日の記者會見で、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働黨委員長との會談が実現(xiàn)したことは、中國と臺灣の関係とは別問題と述べた。

臺灣メディアの聯(lián)合報の記者から、「朝鮮半島では平和へのきざしが出現(xiàn)した。一方で、臺灣海峽は（緊張が）ヒートアップしている。中國大陸側(cè)として、次の段階で海峽両岸の指導(dǎo)者が面會して、雲(yún)空に太陽をのぞかせる期待はないのか」との質(zhì)問が出された。

馬報道官は、「臺灣問題は完全に中國の內(nèi)政であり、米朝関係の性質(zhì)とは全く異なる」と主張?，F(xiàn)在の中臺関係の緊張は、2016年に発足した民進黨政権（蔡英文政権）が、九二共識（九二コンセンサス）という中臺雙方が「中國というひとつの國」とする合意を認めていないことが原因と論じた。

同記者會見では、複數(shù)の臺灣人記者が米朝関係の進展の中臺関係に及ぼす関係について質(zhì)問したが、馬報道官はいずれに対しても否定した。

「九二共識」は、中臺雙方の交渉窓口機関である中國大陸側(cè)の海峽両岸関係協(xié)會と臺灣側(cè)の海峽交流基金會が1992年に香港で開催した交渉にける雙方の「合意」事項とされている。主な內(nèi)容は、ひとつの中國との原則を堅持だ。

しかし1992年の會議終了後に「九二共識」が発表されることはなかった?！妇哦沧R」の言い方が登場したのは、2000年に臺灣獨立を綱領(lǐng)に掲げる民進黨の陳水扁主席が総統(tǒng)選で當選した直後で、臺灣行政院（臺灣政府）大陸委員會の蘇起主任（國民黨所屬）が存在すると述べた。

92年に在職中だった李登輝元総統(tǒng)、さらに陳水篇元総統(tǒng)、92年に大陸委員會主任に在職中だった黃昆輝氏、同じく在職中だった海峽交流基金會の辜振甫董事長（理事長）らは「九二共識」の存在を否定している。（翻訳?編集/如月隼人）