2012年5月17日、中國(guó)のブログサイト?網(wǎng)易博客に「北朝鮮の中國(guó)漁船拿捕（だほ）事件、國(guó)民感情はあおられるな」と題する記事が掲載された。以下はその概要。

【その他の寫真】

中國(guó)はフィリピン、ベトナム、日本と領(lǐng)有権問題で対立しているが、最近では北朝鮮との間にも漁船拿捕事件が発生した。中朝間にはこれまでも同様の対立や事件が起きてきたが、両國(guó)政府により速やかに処理されてきた。しかし今回は報(bào)道されたうえ、時(shí)期的にもフィリピンと南シナ海のスカボロー礁（中國(guó)名?黃巖島）領(lǐng)有権爭(zhēng)いが起きたばかりの微妙なタイミングだった。中國(guó)はこれまで同様の問題を穏便に処理してきたはずだが、最近國(guó)境地域での衝突情報(bào)が絶えないのはなぜか。自らの抗議姿勢(shì)を國(guó)民に見せたいのか。

推測(cè)するに、國(guó)內(nèi)事情の原因は國(guó)外事情、つまり國(guó)境地域での対立に必要性があるのではないか。潛在的な矛盾を公開し、さらに激化させることで、同時(shí)にバランスをとる。憂慮すべきは、民族主義があおり立てられ、何者かにコントロールされることだ。外部との対立では理性と判斷能力を失ってしまう。しかし不思議なことに、外交的な事態(tài)が沈靜化すると、対立時(shí)にはあれだけ戦意むき出しだった人たちが、誰一人異議を唱えなくなるのだ。

國(guó)防は政府や軍隊(duì)の任務(wù)であって、國(guó)境?外交紛爭(zhēng)では彼らが責(zé)任を取るべきだ。それが納稅者に対する奉仕であろう。一方で、國(guó)家が必要な時(shí)、國(guó)のために彼ら自身の任務(wù)を果たさせるのも國(guó)民の権利である。しかし、國(guó)民は言葉の砲火を浴びせられ、前進(jìn)させられ、ある一瞬がまだ見えない狀態(tài)のうちに、突然“一觸即発”の情勢(shì)は収まる。そして同時(shí)にまた次の衝突が起き、國(guó)民感情は再びあおられるのだ。（翻訳?編集/AA）