高速バス運転士が走行中に乗客女性を盜撮、警察処罰は反則點2點と反則金1730円―陝西省

Record China    2018年6月17日(日) 8時0分

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陝西省內(nèi)の高速道路を走行していた路線バス運転士が攜帯電話を用いて、背後に座っていた乗客女性を盜撮したとして、警察から反則點2點と反則金100元(約1730円)の処罰を受けた。

陝西省メディアの華商報は15日、同省內(nèi)の高速道路を走行していた路線バス運転士が攜帯電話を用いて、背後に座っていた乗客女性を盜撮したとして、警察から反則點2點と反則金100元(約1730円)の処罰を受けたと報じた。

「盜撮事件」が発生したのは12日午後5時ごろ。別の乗客が運転士の行為を動畫撮影してインターネットに投稿したことで、同運転士に対する非難の聲が沸き起こった。

運転士は左手にスマートフォンを持ち、ハンドルを握る右腕の下に交差させる格好で、右側のすぐ後ろに座っていた女性を盜撮した。動畫には女性は腳の一部だけが撮影されているが、かなり短いスカートをはいていたと思われる。

運転士は右腕でハンドルを操作しつつ、撮影後に視線を下に移してスマートフォンの畫面を確認していいた。フロントガラスのななめ前に見える中央分離帯が絶え間なく後ろに流れていくことから、バスがかなり高速で走行していたことが分かる。

咸陽市交通警察は14日、捜査の結果、高速道路を走行中に乗客女性を盜撮した運転士は、旬邑客運公司の路線バス運転士だったと発表した。警察が同社に運転士特定の協(xié)力を求めたところ、會社上司に付き添われて警察署に出頭したという。

中國で盜撮は、他人のプライバシーを侵害したとして「治安管理処罰法」などの適用対象となり、最大で10日間の拘留、500元(約8640円)の罰金が科せられることがある。ただし警察は運転士のスマートフォンを確認した結果、「畫像はほとんどはっきり寫っておらず、女性乗客に対して深刻な危害を與えたとは言えない」として「教育処分」にとどめた。

ただし、「運転中に雑念を起こし、安全ではない操作を行った」として、道路交通安全法の定めに基づき反則點2點と反則金100元を科すことに決めた。

中國では時折、男性バス運転士が女性乗客を盜撮する事件や、バスやタクシー運転士による性的犯罪が発生している。(翻訳?編集/如月隼人

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