中國の湖南省衡陽市で6月13日、公務(wù)執(zhí)行中の補(bǔ)警（警察の治安活動を補(bǔ)助する公安機(jī)関に所屬する職員）が當(dāng)たり屋らしき行為を行ったとして物議を醸している。15日付で中國新聞網(wǎng)が伝えた。

映像では白い車の前に立ちはだかる補(bǔ)警の姿が映っている。車が前進(jìn)すると、接觸する前に補(bǔ)警が倒れ込んでいるのがわかる。補(bǔ)警の行動に対してネットでは「當(dāng)たり屋の目的は金銭をだまし取ることであり、この補(bǔ)警の行動は明らかに金銭が目的ではない。その場から走り去ろうとする車を止めるための行動だったと思う。やり方に問題はあるかもしれないが當(dāng)たり屋行為ではない」と擁護(hù)する聲も聞かれたが、批判的な聲が目立った。同騒動を受け、衡陽市公安局は15日に公式SNSアカウントで、調(diào)査の途中経過を発表した。

同局によると、當(dāng)日警官1人と補(bǔ)警3人が交通整備を行っていた。その際、白い乗用車が補(bǔ)警の指示に従わなかったことで補(bǔ)警と運転手がもめ、映像の一幕が発生した。同局は、「倒れ込んだ補(bǔ)警は車両とは接觸しておらず、不適切な行為であると判斷し、停職処分の上、調(diào)査を進(jìn)める。補(bǔ)警3人を率いていた警官も対応に不足があったため停職処分の上、調(diào)査を進(jìn)める。その他の処罰は調(diào)査完了後に決定する」と述べている。（翻訳?編集/內(nèi)山）