2012年5月17日、タイの首都バンコクで、胎児の遺體を密輸しようとしたとして臺灣系英國人の男が逮捕された。差し押さえられた遺體は6體で、一部には金箔で覆われたものもあった。臺灣紙アップルデイリーの報(bào)道。

【その他の寫真】

バンコク市當(dāng)局の発表によると、逮捕された男は28歳の英國籍男性チャウ?ホッキュン（Chow Hok Kuen）。バックパッカーらが集う安宿街カオサン?ロードのゲストハウスに潛伏しており、胎児の遺體をトランクに隠し持っていた。胎児は2カ月?7カ月のもので、いずれもミイラ狀態(tài)となっていたが、これらが自然死したものかどうかは不明。男は遺體6體を現(xiàn)地在住の臺灣人から総額20萬バーツ（約50萬円）で仕入れ、これをインターネット上で販売しようとしていたが、もしこれらが臺灣で売れれば、総額は約6倍の114萬臺灣ドル（約313萬円）になる見込みだったという。

胎児は呪術(shù)愛好家のサイトで販売されようとしていた。胎児を用いた呪術(shù)は財(cái)運(yùn)上昇につながると考えられている。とくにタイではこうした呪術(shù)が盛んで、2010年11月にはある寺院で、2000體の腐亂した胎児の遺體が発見されている。(翻訳?編集/愛玉)