2012年5月22日、中國(guó)海域內(nèi)で漁をしていた遼寧省の漁船3隻、乗務(wù)員28人が北朝鮮海域へ連れ去られた事件を受け、中國(guó)國(guó)內(nèi)では北朝鮮に対する不満の聲が噴出している。シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

連れ去りから13日後の21日、大連港に帰還した28人。船長(zhǎng)の韓剛（ハン?ガン）氏によると、3隻は8日午後1時(shí)（現(xiàn)地時(shí)間）ごろ、黃海で操業(yè)中、ボートで接近してきた北朝鮮の軍人に拘束された。解放されるまでの間、毆る蹴るの暴行を受けた上、攜帯電話やトランシーバー、財(cái)布などの所持品を沒(méi)収され、物置に閉じ込められていたという。

北朝鮮側(cè)は1隻につき30萬(wàn)元（約382萬(wàn)円）の罰金を要求してきたが、最終的に金銭の支払いなしに解放に至ったと報(bào)じられている。一方、「血で固められた友誼」で結(jié)ばれていたはずの北朝鮮から受けた裏切り行為に中國(guó)のマスコミや世論は怒りを隠せない。中國(guó)メディアはこれまで北朝鮮に関するマイナス報(bào)道は極力控えてきたが、今回は厳しい姿勢(shì)で臨んでいる。

ネットユーザーたちも堪忍袋の緒が切れたのか、「北朝鮮と距離を置くべき」「北朝鮮に制裁を」など激しい論調(diào)が目立つ。中國(guó)政府が身代金を払っていないとの報(bào)道に疑問(wèn)を投げかける聲も。ハンドルネーム「劉昌松」さんは「単に船員の家族らは払っていないという意味だろう。政府が払っていないなんて誰(shuí)が信じる？北朝鮮も急に解放なんて不自然だ。相応の見返りがあったに違いない」との見方を示している。（翻訳?編集/NN）