2012年5月22日、日本の華字紙?日本新華僑報(bào)（電子版）は「日本の青少年はどうして冷酷で兇暴になっていくのか？」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫真】

今年の4月に東京都江戸川區(qū)內(nèi)の公園で遺體で発見された少年は、同級(jí)生の16歳の少年たちに「つきあいが悪い」という理由から毆るけるの暴行を受けた。その前の日には同じく東京都八王子市で、中學(xué)3年生の男の子が「友達(dá)を見返したい」との理由でバスジャックを決行。バスの運(yùn)転手1人にケガを負(fù)わせた。また、今年2月には18歳の少年がホームレスの著衣に火をつけて燃やすという事件が発生した。昨年末には、15歳の少年グループが公園のホームレスに暴行を加える事件も起こった。

わずか半年ばかりの間に、少年による兇悪事件が日本各地で數(shù)十件も発生。日本の青少年の暴力傾向は日増しに強(qiáng)くなっている。日本の國(guó)民は禮儀正しくまじめで、規(guī)律を守って生きているのに、なぜ若者は暴力的なのか？

教育経費(fèi)の削減で日本の小中學(xué)校の教育レベルは下がる一方?！袱妞趣杲逃工献庸─郡沥螌W(xué)力を上げるどころか、暴力傾向に拍車をかける結(jié)果となった。さらに、日本社會(huì)にまん延するイジメが「イジメられるよりイジメる方がいい」と考える子供たちを増やすことに。また、暴力的な描寫の多いアニメや映畫が氾濫する社會(huì)の風(fēng)潮にも原因がある。家庭內(nèi)暴力が青少年に與える影響も無視できない。問題行動(dòng)を起こす少年たちの多くが、幼少期より家族から暴力を受けていた。憎しみと恐れの感情を抱いた彼らは情緒的に不安定であり、他人を傷つけることに対して何も感じなくなっている。

さらに日本経済の長(zhǎng)期低迷と政局の混亂から、多くの國(guó)民が未來に希望を持てない狀況にある。こうした社會(huì)背景から、日本人の心の奧底に潛んでいた暴力傾向が徐々に外へ向かって放たれているからに違いない。（翻訳?編集/本郷）