<ロシアW杯>出場すらしていないのに……中國とまったく関係ない試合で巨大な中國國旗がひらひら=「恥さらし」と批判の聲

Record China    2018年6月18日(月) 11時10分

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18日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大會が開幕したが、サッカー熱の高い中國ではスタジアムでの「ある光景」が問題視されている。

2018年6月18日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大會が開幕したが、サッカー熱の高い中國ではスタジアムでの「ある光景」が問題視されている。

テレビ中継を見ていて気付いた人もいるかもしれないが、グループEのコスタリカ対セルビアの試合のスタンドで、試合の當(dāng)事國でも、開催國でもなく、ましてやW杯に出場もしていない中國の大きな國旗がたなびいていたのだ。また、あるユーザーによると、グループDのアルゼンチン対アイスランドの試合でも同様に大きな中國國旗が掲げられていたという。

掲げていたのは中國人の観客と見られるが、こうした行為について一部のサッカーファンからは中國版ツイッター?微博(ウェイボー)に「恥さらしだ」「頭がおかしいんじゃないか」「中國國旗が…まったく何やってんだよ」「この試合と中國に何の関係があるんだか」といった批判的な聲が寄せられている。

また、「単に目立ちたがり屋でサッカーを知らない。國旗に対して敬意を欠いている」と指摘する聲や、「スタンドの最前列でずっと旗を振り回して、後ろの席の視線を遮っていることなんかまったく気にしていない。その後、警備員に止められたみたいだが、今度は通路で旗を振り回している。マナーを守って観戦しようぜ、同胞たちよ」といった聲も寄せられた。

一方で、ある自メディア(新興メディア)は、「チケットを買って入場しているのだから、條件が許せば何をしようとそのサポーターの自由だ」とし、「他の試合では米國國旗も掲げられていた。米國も今大會には出場していない」と主張している。

ただ、自國とまったく関係のない試合で自國の巨大な國旗をこれ見よがしに振るという行為は、中國のネットユーザーの反応から見ても普通の感覚では理解できないことだろう。いずれにしてもネットユーザーが指摘している通り、周囲の観客の視線を遮らないよう配慮だけはしてもらいたいものだ。(編集/北田

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