自殺を図り、2時(shí)間も川面に浮かんでいた老婦人を救出―重慶市

2007年2月26日、重慶市で2時(shí)間あまりも無意識(shí)のまま川面を浮かんで漂っていた女性が保護(hù)された。

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この日の朝、嘉陵江の川辺で數(shù)人の若者が釣りをしていたところ、そのうちの1人が上流から黒い物が浮かんで流れてきたのを発見した。その物體が近付いてくるにつれてよくよく見ると、人間の死體であることが分かった。少年たちはあわてて警察に通報(bào)した。

通報(bào)を受けて警官らは現(xiàn)場(chǎng)に急行。そこで、警官は1人の老婦人の死體が両手を胸の上に置き、両足をそろえて浮かんでいるのを見つけた。死體は濃い色の綿入れの上著と綿入れのズボンを身に著け、黒ずんだ藍(lán)色の靴を履いており、穏やかな表情を浮かべて水の流れに沿って漂っている。

警官らは現(xiàn)地で小舟を手配し、その舟に乗り込んで長(zhǎng)い竹で老人の死體を岸辺へ引き寄せた。

だが、なかなかスムーズにいかず、死體が川の中でひっくり返るなど悪戦苦闘。

午前10時(shí)になってようやく警官らは死體を川岸に引き上げた。死體の顔は真っ白で、體は氷のように冷たい。待機(jī)していた救急車に死體を乗せ、搬送していく途中、突然“死體”が息を吹き返し、目を覚ました。

調(diào)べによると、死體と思われたこの老婦人は今年80歳。この日の朝に息子の嫁とけんかし、自殺しようとして川に飛び込んだという。彼女は泳げなかったが、なぜか沈むことなくずっと浮かんでいたとのこと。浮かんでいる途中は寒さしか感じず、しばらくして意識(shí)がなくなったという。

救出されてからも、しばらくは自分は死んだのだと思い込んでいたとのこと。その後老婦人は家族に連れられ自分の家に戻ったが、冬の川に2時(shí)間も浮かんでいたとは誰も信じられなかったそうだ。

“死體”を発見した若者たちは、「恐ろしかった。もうこの場(chǎng)所で釣りはしない」とコメントしている。（編集?佐々木康弘）