2018年6月17日、臺(tái)灣の中國(guó)時(shí)報(bào)（電子版）によると、臺(tái)灣人で中國(guó)に対して「良い印象を持っている」と答えた人の割合が、「反感を感じる」と答えた割合を初めて上回った。環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

臺(tái)灣民意教育基金會(huì)が同日発表した最新の世論調(diào)査結(jié)果で、「良い印象を持っている」と答えた人は昨年に比べて4．4ポイント上昇し、49％に達(dá)した。特に25～54歳の年齢層、大學(xué)以上の教育を受けたグループで高かった。同基金會(huì)は「これまでに見られなかった現(xiàn)象で、歴史的な転換點(diǎn)にある」としているという。

臺(tái)灣人の中國(guó)への好感度が上昇した背景には、蔡英文（ツァイ?インウェン）政権への不満があるとみられる。蔡総統(tǒng)の支持率はここ1カ月で6．5ポイント下落し、33％と低迷している。蔡総統(tǒng)の政策に「賛成しない」と答えた割合は30．2％で、「賛成する」の21．8％を大きく上回った。また、頼清徳（ライ?チンダー）行政院長(zhǎng)の支持率も42．4％どまり。初めて「支持しない」（43．4％）が上回った。（翻訳?編集/大宮）