2012年5月24日、四川大地震から丸3年を迎えた中國(guó)?四川省で、復(fù)興支援のために設(shè)立された學(xué)校をめぐって爭(zhēng)議が起こっている。香港政府が同省綿陽市に建設(shè)した中學(xué)校が、地元當(dāng)局の判斷で勝手に取り壊されていたことが分かったため。中國(guó)國(guó)営通信?新華社の報(bào)道。

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2008年5月、四川省を中心に甚大な被害を及ぼした四川大地震から3年。中でも、公的機(jī)関が建設(shè)したはずの學(xué)校建築が、“手抜き建築”のために大打撃を受けたことが問題となった。その被災(zāi)地のひとつである綿陽市には、香港特區(qū)政府と香港教育工作者聯(lián)會(huì)が400萬香港ドル（約4080萬円）を拠出した中學(xué)校が建設(shè)された。しかし、最近になってこれが地元自治體の勝手な判斷で取り壊され、その跡地に大規(guī)模な商業(yè)?住宅複合を施設(shè)する計(jì)畫になっていることが判明。

スティーブン?ラム(林瑞麟)香港特別行政區(qū)政務(wù)局局長(zhǎng)は24日、訪問先の四川省でメディアの取材に応じ、この中學(xué)校建設(shè)にかけた200萬香港ドルの返還を要求する意向であるとともに、それをそのまま香港特區(qū)政府が設(shè)立した四川再建基金へ納めると表明した。四川省政府はこの意向を尊重するとしている。

2010年3月末、綿陽紫荊民族中學(xué)として再び運(yùn)営を開始したこの中學(xué)校。香港特區(qū)政府と香港教育工作者聯(lián)會(huì)以外に、綿陽市政府も256萬元(約3270萬円)を拠出して2900平米の校舎を完成させた。しかし、2011年10月には電子関連の専門學(xué)校がここを間借り。今年5月19日には、香港特區(qū)政府などの同意を得ないまま取り壊しが始まり、四川省政府でもこれを「プロジェクトの合意項(xiàng)目に反する」として詳細(xì)調(diào)査に乗り出している。

香港特區(qū)政府が四川大地震被災(zāi)地の再建のために著手したプロジェクトはすでに123件が終了し、殘りも年內(nèi)に完了する予定だ。(翻訳?編集/愛玉)