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24日、中國の人気キャスターが外國人を「ゴミ」と稱し、「中國から追い出せ」と中國版ツイッターで発言したことを受け、歐米メディアが「大衆(zhòng)の外國人排斥感情をあおっている」と不快感をあらわにしている。寫真は北京の繁華街?王府井にあるロッテ銀泰百貨店。
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2012年5月24日、中國共産黨機関紙?人民日報系の國際情報紙、環(huán)球時報は、中國の人気キャスターが外國人を「ゴミ」と稱し、「中國から追い出せ」と中國版ツイッターで発言したことを受け、歐米メディアが「大衆(zhòng)の外國人排斥感情をあおっている」と不快感をあらわにしていると報じた。
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中國版ツイッター「微博」で問題の発言をしたのは、中國中央テレビ(CCTV)の英語チャンネルで活躍する人気キャスター、楊鋭(ヤン?ルイ)氏。不法滯在、不法就労、不法入國のいわゆる「三非」外國人に対する100日間の集中取り締まりキャンペーンが北京で始まったことを受けたもので、「外國ゴミを一掃しろ」など過激な発言を展開、ネット上に賛否両論を巻き起こしている。
こうした動きは、歐米メディアに清朝末期に外國人排斥運動を起こした「義和団」を思い起こさせたようだ。AP通信は「この新たな外國人排斥ブームは、中國経済の成長率鈍化など『國內(nèi)の苦しみ』と関係ある」と八つ當(dāng)たり的な要素があることを指摘。ニューヨーク?タイムズ紙も「外國人排斥は、中國の臺頭に伴う新たな空気?」などと挑発的な言い回しで報じている。
これに対し、中國人民大學(xué)國際関係學(xué)院の金燦栄(ジン?ツァンロン)副院長は「歐米メディアのこうした論調(diào)は、中國在住の外國人が特別扱いされなくなったことに対する失望感の表れだ」と強気の姿勢を見せた。
一方、韓國紙ハンギョレも「中國は國民の目を外國人に向けさせようとしている」と批判、韓國人が多く住む北京の望京や五道口、三里屯が取り締まりの重點地域になっていることに不満を示した。また、韓國MBCテレビによると、中國在住の韓國人のうち不法滯在者は2萬人に上り、6人に1人が不法滯在という。今回の集中取り締まりは彼らにとって非常事態(tài)だと報じている。(翻訳?編集/NN)
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