2012年5月24日、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストによると、中國(guó)で古典を暗記させるという昔ながらの教育スタイルの私塾がブームになっている。しかし、一部では數(shù)學(xué)や科學(xué)を教えないやり方は問題があると議論を呼んでいる。25日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

広東省深セン市にある私塾?鹿鳴學(xué)堂では、教師が生徒たちに「私に続いて教科書を読みなさい」と指示を出している。使用する教科書は四書五経の中の一部で、毎日6時(shí)間、各冊(cè)を計(jì)600回読むという。同校は教師30人、生徒100人余りを擁する全日制の私塾で、期末テストなどの試験はない。

周囲にも全日制の私塾が十?dāng)?shù)カ所ある。こうした私塾が増加している背景には、親や教育者の伝統(tǒng)教育への回帰だけでなく、儒家思想によって道徳欠如の風(fēng)潮を転換させ、子供に相応の価値観を持ってほしいと望んでいることなどが挙げられる。しかし、古典のみを重視し、數(shù)學(xué)や科學(xué)を教えない教育方法は、その効果に対する疑問など、一部で大きな議論を呼んでいる。

これに対し、鹿鳴學(xué)堂の創(chuàng)始者は「古典を熟読することによって、どんな教科も労少なくして自習(xí)できるようになる」と語(yǔ)る。ある親は「道徳観に欠けていたらどんな知識(shí)を?qū)Wんだとしても無駄」と私塾への期待を表明。生徒も「普通の學(xué)校よりも好き。ここでは自分の能力に合わせて勉強(qiáng)できる」と話した。

全日制私塾の支持者は増加しているが、多くの親は私塾を通常の教育の代替ではなく補(bǔ)填とみなしているため、大都市での週末の私塾ブームがより盛んになるとみられている。（翻訳?編集/HA）