2012年5月25日、フィリピン紙フィリピン?スターによると、フィリピンから中國(guó)へ輸出したバナナがまったく売れず、大量の返品が発生している。主な原因はフィリピン産の果物から輸入植物検疫措置の対象となる病害蟲(chóng)（検疫有害動(dòng)植物）が発見(jiàn)されたことにあるとされているが、フィリピンの輸出業(yè)者は中國(guó)との間で問(wèn)題になっている南シナ海のスカボロー礁（中國(guó)名?黃巖島）事件の影響を心配しているという。27日付で中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

フィリピンのバナナ栽培?輸出業(yè)者協(xié)會(huì)の責(zé)任者は、中國(guó)はフィリピン産バナナの輸入を認(rèn)めているものの、中國(guó)人消費(fèi)者がほとんど購(gòu)入しないため、このままの狀態(tài)が続けば返品がさらに増加すると懸念を示した。すでにコンテナ約240個(gè)分のバナナがフィリピンに返品されており、今後さらにコンテナ100個(gè)分前後が返品される予定だという。

バナナはフィリピンで5番目に多い輸出農(nóng)産物で、大半が中國(guó)向けに輸出されており、11年は中國(guó)が輸入したバナナの85％をフィリピンが占めた。しかし、今年3月、フィリピン産の果物から検疫有害動(dòng)植物が発見(jiàn)され、5月上旬以降、中國(guó)はフィリピン産果物に対する検疫を強(qiáng)化した。

中國(guó)政府はフィリピン産バナナの輸入を認(rèn)めてはいるものの、フィリピンの輸出業(yè)者は長(zhǎng)引くスカボロー礁問(wèn)題の影響に不安を抱いているという。（翻訳?編集/HA）