2012年5月28日、廉価であるかわりに関連認(rèn)証を取得していないなど品質(zhì)の粗悪なコピー攜帯電話が、中國市場で恒久的に一定のシェアを獲得している現(xiàn)狀について、専門家らが「人體に有害」として使用を控えるよう注意を呼びかけている。新快報の報道。

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25日、広東省質(zhì)量技術(shù)監(jiān)督局と深セン市市場監(jiān)督管理局および公安局は共同で、同市內(nèi)で生産された3C認(rèn)証なしの違法攜帯電話5541臺を押収した。売値にして総計166萬元（約2120萬円）に相當(dāng)する。（※3C＝China Compulsory Certification、中國強盛認(rèn)証/輸入工業(yè)製品が中國の國內(nèi)安全基準(zhǔn)に照合して審査?認(rèn)定する制度）

當(dāng)局が調(diào)べたところによると、こうした有名メーカーのコピー攜帯電話は、部品から完成品まで実に細(xì)分化された生産?供給體制ができあがっている。あるメーカーは、ありとあらゆるメーカー機の筐體のみを?qū)熼Tに製造しており、市內(nèi)各地の完成品工場に納品している。こうして、外面だけは本當(dāng)に本物にそっくりなiPhoneなど世界的ブランドのコピー製品が完成していくわけだが、その機能面は実にお粗末なものだ。それでも、コピー攜帯が市場から消えないのは、価格が非常に魅力的だから。本物のメーカー品と違い、製品開発費や広告費?営業(yè)費がほとんどかからないため、超低価格でも原価割れしない仕組みになっている。1臺當(dāng)たりの生産コストは平均400元（約5100円）だという。

消費者が「安かろう、悪かろう」で納得してしまうと、いつまでもこうした模造品は生き殘り続ける。しかし、中國國家通信端末製品品質(zhì)監(jiān)督検査センターの専門家?賀冠鵬（ホー?グアンポン）氏は、コピー攜帯を使用することの恐ろしい弊害を指摘する。攜帯電話製品の品質(zhì)基準(zhǔn)の中で最も重要な項目は、電磁波の安全性である。これは人體の健康に及ぼす影響が大きいため。違法なコピー攜帯の中には甚大な量の電磁波を放出するものがある。また、充電時にバッテリーが発火や爆発する危険性の高いものも少なくない。

現(xiàn)在、3C認(rèn)証を取得している攜帯電話の生産工場は國內(nèi)に800社。うち、実際に生産を行っているのは400社。大部分の企業(yè)は加工工程を下請けに出しており、それら下請け工場は3C認(rèn)証を取得していないという。(翻訳?編集/愛玉)