2012年5月31日、検索大手グーグルの元中國(guó)代表、李開復(fù)（リー?カイフー）氏が中國(guó)の求職?求人マッチング番組に対する抗議を呼び掛けたところ、ネットユーザー11萬(wàn)人がこれに応じた。新華社通信（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

李氏が抗議しているのは天津衛(wèi)視の番組「非『イ尓』莫屬」。きっかけは、20日の放送でフランス留學(xué)帰りの求職者の男性に対して「學(xué)歴詐稱」と決めつけたこと。男性は山西省出身で、フランスで10年間學(xué)んだ後、帰國(guó)。自らのキャリアに合った仕事を探すため、同番組に出演した。

企業(yè)側(cè)代表は早速、男性を面接?！弗榨楗螗工斡忻噬鐣?huì)學(xué)者は？」など男性の専門に関する質(zhì)問(wèn)をしたが、男性は全く答えられなかった。これに不信感を持った企業(yè)側(cè)代表が「その學(xué)歴は本當(dāng)なのか？」と疑惑の目を受けることに。司會(huì)者も「このステージで偽物の取り締まりはしたくないのだが」などと同調(diào)。

男性は大學(xué)院を卒業(yè)しており、「BAC＋5」と表記された証明書も提出していたが、ついには企業(yè)側(cè)代表の1人が「フランスには短期研修コースがたくさんある。これは短大卒を示すものだ」と発言。男性はこうした攻撃に耐えられなくなったのか、突然、その場(chǎng)に倒れ込んでしまった。

番組を見た在中國(guó)フランス大使館は「BAC＋5は大學(xué)院卒を示すもの。男性は學(xué)歴詐稱ではない」と擁護(hù)。ネット上でも多くのユーザーが「企業(yè)側(cè)代表の勘違い。謝れ」と非難しているほか、フランス在住の留學(xué)生らが「自分たちも誤解される恐れがある。迷惑だ」と怒りをあらわにしている。

李氏は「求職者に対する侮辱。番組が謝罪するまで抗議を続けよう」とネット上で賛同を求める投票活動(dòng)を展開。すると、11萬(wàn)人が支持を表明した。番組側(cè)はこれを受け、聲明を発表したが、「フランスの権威ある機(jī)関が大學(xué)院卒で間違いないと言っているので、他の留學(xué)生の方々はご安心下さい。今後は番組全體をもっと引き締めます」としただけで、謝罪の言葉は全くなかった。（翻訳?編集/NN）