2018年9月27日、中國(guó)網(wǎng)地産は、「中國(guó)の潛在的な住宅購(gòu)入者は約5億人おり、住宅の需要はまだ高い」という専門家の見方を紹介した。

記事によると、9月26日に艾佳生活で行われた住宅業(yè)界のサミットフォーラムで、中國(guó)都市と小都市改革発展センターの理事長(zhǎng)で、首席経済學(xué)者の李鉄（リー?ティエ）氏が自らの見解を発表した。

李氏は、「中國(guó)には潛在的な住宅購(gòu)入者が約5億人いる。一部は都市に殘っている出稼ぎ労働者で2億8700萬(wàn)人、殘りは將來(lái)的に新たに都市化する人口で、都市化率が毎年1％増加すると2030年には常住都市人口が約10億人となり新たに2億人増加する」と語(yǔ)ったという。

17年の中國(guó)の都市部の常住人口は8億1300萬(wàn)人となり、常駐人口都市化率は58．52％だったという。記事は、「日本や米國(guó)などの先進(jìn)國(guó)は都市化の過程において不動(dòng)産バブルが起きている。例えば、86年～90年に當(dāng)時(shí)の都市化率が77％で経済成長(zhǎng)率が4．5％だった日本で不動(dòng)産バブルが発生した。02年～08年に當(dāng)時(shí)の都市化率が81％で経済成長(zhǎng)率が2．2％だった米國(guó)でも不動(dòng)産バブルが発生した」と指摘。これに対し、中國(guó)の17年の都市化率は58．52％にすぎず、経済成長(zhǎng)率は6．9％であり、伸び代がまだ大きいと強(qiáng)調(diào)した。

また、李氏は、「中國(guó)の都市化はまだ急速な発展段階だが、マクロ経済の発展に伴い、將來(lái)的には成長(zhǎng)速度が緩やかになる可能性がある。しかし、中國(guó)には膨大な人口規(guī)模という優(yōu)位性があり、1％増加するだけで1000萬(wàn)人以上の都市人口が増加することになる」と指摘した。

このほか、記事は「1軒目から2軒目の住宅へと需要が変化してきていること、住宅の郊外化が進(jìn)んでいることに加え、中國(guó)の住宅の平均壽命は25～30年と短いため、危険な住宅の改造や農(nóng)村部の住宅の取り壊しなどが、將來(lái)的な不動(dòng)産発展に大きな影響を與える」と論じた。

また、「不動(dòng)産投資の需要や、出稼ぎ労働者が故郷に戻って地方の小さな都市で住宅を購(gòu)入する傾向があるため、短期的に地方の小都市では不動(dòng)産需要は上がり続ける」と分析した。（翻訳?編集/山中）