2018年6月20日、中國の遼寧省大連市の公園で同日、中年の女性や男性が集団で木の実を取っている姿が目撃され、取り方が亂暴すぎるとして批判が集まっている。成都晩報が伝えた。

おばさんとおじさんの集団は木の枝につかまり、跳びはねて強(qiáng)く揺らしていた。目撃者は「木の実を取るために葉っぱがごっそりもぎ取られはげる枝もあった」と証言し、非常に不適切な行為であり取り締まってほしいと語っている。

同様のトラブルは今回が初めてではない。2017年6月には新疆ウイグル自治區(qū)のウルムチ市の公園で、桑の実を摘む市民の姿がちらほら見受けられた。木には大きな文字で「農(nóng)薬散布済、食用禁止」と書かれた紙が貼られていたが、それでも木の実を摘む人は後を絶たなかった。やむを得ず、公園の職員が毎朝、高圧洗浄機(jī)で実を落とし処分する対応を取ったという。

報道では、「許可なく鑑賞用木の実を採取することは、都市緑化管理の関連規(guī)定に違反する。緑化植物の破壊行為に該當(dāng)し、損失が出た場合は損害賠償が請求されることになる」とおばさんとおじさんらの行為が不適切と指摘しており、ネットでも「醜い行為」と批判の聲や「これが我々中國人の民度だ！」といった憤りをあらわにする聲も多く寄せられている。（翻訳?編集/內(nèi)山）