「星の中に五輪マーク」　北京オリンピックを彩る美しい花火―江蘇省南京市

2007年2月28日夜、江蘇省南京市にて、「2008年北京オリンピック大會(huì)開幕式」で使用される花火の、打ち上げ実験が行われた。

當(dāng)日午後6時(shí)半頃、この花火を開発した南京理工大學(xué)花火科の研究生や、製作擔(dān)當(dāng)の花火工場(chǎng)従業(yè)員が集合し、発火準(zhǔn)備を始めた。今回打ち上げられた花火は、直徑36cmの球形で、中には小さなチップが入っていた。そして発火操作はもちろん、爆発時(shí)間や花火の形など、すべてコンピューター操作で行うとのこと。

この日、実験は成功。発火後、星の中にオリンピックの五輪マークが見事に浮き出て、擔(dān)當(dāng)者一同大喜びだった。

南京理工大學(xué)花火科の潘功配（パン?ゴンペイ）教授は2006年末、北京五輪組織委員會(huì)からの要請(qǐng)により、オリンピック大會(huì)の花火擔(dān)當(dāng)責(zé)任者になった。彼の説明によると、今までの打ち上げ花火の成功率は、90％以上とのことだ。そして、この日打ち上げた花火以外にも、まだいくつも種類があるという。オリンピック當(dāng)日に打ち上げられる花火はまだ決定していないが、「この日美しく輝いた五輪マークの可能性が高い」、と潘教授は話していた。（編集?饒波貴子）