2018年6月23日、是枝裕和監(jiān)督の映畫(huà)「萬(wàn)引き家族」が、開(kāi)催中の第21回上海國(guó)際映畫(huà)祭でも最も注目度の高い作品になっている。上映後の舞臺(tái)あいさつには監(jiān)督はじめ、出演者の松岡茉優(yōu)と城檜吏が出席した。捜狐が伝えた。

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もともと中國(guó)で人気?知名度共に高い是枝裕和監(jiān)督だけに、第71回カンヌ國(guó)際映畫(huà)祭で最高賞にあたるパルムドールを受賞した「萬(wàn)引き家族」は注目度がさらにアップ。開(kāi)催中の第21回上海國(guó)際映畫(huà)祭で23日に行われた上映會(huì)では、事前に発売された約1000席のチケットは30秒足らずで完売の人気ぶり。地元メディアは、「1枚のチケットで、上海でマンションが一戸買える」とオーバーな表現(xiàn)を使いつつ、その入手困難さと価格の高騰ぶりを報(bào)じている。

なお、中國(guó)でいち早くパルムドール受賞作が公開(kāi)されるのは25年ぶり。中國(guó)の映畫(huà)監(jiān)督チェン?カイコー（陳凱歌）の代表作の1つ、「さらば、わが愛(ài)/覇王別姫」以來(lái)のこととなった。

上映後の舞臺(tái)あいさつで是枝監(jiān)督は、中華圏の映畫(huà)人たちからの影響にも言及。若い頃にチャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督やチェン?カイコー監(jiān)督の作品を知り、臺(tái)灣のエドワード?ヤン（楊徳昌）やホウ?シャオシェン（侯孝賢）監(jiān)督の影響を受け、現(xiàn)在は中國(guó)のジャ?ジャンクー（賈樟柯）監(jiān)督と交流があることを語(yǔ)っている。

前日の上海到著時(shí)には、空港に大勢(shì)の地元ファンを集めた是枝監(jiān)督一行だが、特に注目度が高まっているのが、映畫(huà)では風(fēng)俗店で働く“妻の妹”を演じた松岡茉優(yōu)?！浮?jiǎn)栴}のあるレストラン』の時(shí)から注目していた。すごい女優(yōu)になっていく姿を見(jiàn)守ることがうれしい」「かわいくて演技力もずば抜けていて最強(qiáng)だ」「ぜひ中國(guó)映畫(huà)にも出てほしい。きっと有名監(jiān)督たちがこぞって使いたがると思う」などといったファンからの熱いコメントが寄せられている。（翻訳?編集/Mathilda）