30年前の誘拐事件で…両親と生き別れの女性が涙の再會―湖南省

Record China    2012年6月5日(火) 21時35分

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3日、中國の內陸?湖南省チン州市で、30年間もの間両親と生き別れになっていた女性が、家族との再會を果たした。

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2012年6月3日、中國の內陸?湖南省チン州市(チン=「林」におおざと)で、30年間もの間両親と生き別れになっていた女性が、家族との再會を果たした。チャイナフォトプレスの報道。

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中國では農村部の嫁不足解消などを目的とした人身売買や、それに伴った誘拐事件が依然として社會問題になっている。先月24日、誘拐で行方不明になった児童を救出するための活動団體でボランティアを行っているある人物が、インターネット上のある書き込みに目を留めた。それは、38歳になる女性による投稿だった。30年ほど前に誘拐され、両親と離ればなれになったという女性は蔣芳(ジアン?ファン)と名乗り、幼かった頃のあいまいな記憶では、湖南省から連れてこられた。祖父や父の名を記憶しているが、漢字でどう表記するかははっきりしない。自力で何度も湖南省に足を運び、家族を探したがよい結果は得られなかったとの事だった。

これを読んだ救援団體の人物はさっそく、警察関係のボランティア人員に依頼し、湖南省のデータバンクを検索。同姓同名の人物が複數確認されたが、最終的に蔣さんの父親を特定するに至った。かくして3日、涙の再會が果たされたが、蔣さんの父親はこの日に先立って、遠隔地へ出稼ぎに行っている蔣さんの兄弟姉妹たちを全員、呼び寄せていたという。(翻訳?編集/愛玉)

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