2018年6月26日、マレーシアメディアは、「中國(guó)は大金をはたいてもサッカー大國(guó)になれない」とするコラム記事を掲載した。以下はその概要。

中國(guó)はサッカー大國(guó)になれるだろうか。筆者は無(wú)理だと思う。中國(guó)はスポーツ分野でも豊富な資金力、政治力で世界に影響を及ぼしてきた。中國(guó)企業(yè)は歐州の強(qiáng)豪クラブチームを買い、中國(guó)ブランドの広告は今回のワールドカップ（W杯）で目立っている。中國(guó)はサッカー場(chǎng)7萬(wàn)カ所、サッカー學(xué)校2萬(wàn)校を設(shè)立し、20年には中國(guó)の子どものサッカー人口を3000萬(wàn)～5000萬(wàn)人に引き上げる目標(biāo)を掲げた。中國(guó)のサッカーのレベルは上がるだろう。しかし、W杯を目指すには文化とシステムに問(wèn)題がある。

中國(guó)は都市部と農(nóng)村部の格差が激しく、厳しい學(xué)歴社會(huì)でもある。サッカーの才能があっても、親は學(xué)業(yè)を優(yōu)先させるだろう。スポーツを続けるのは不可能に近い。中國(guó)のサッカー界が若手の育成に努めているようにもみえない。都市部にはスポーツを楽しめる場(chǎng)所は少ない。

中國(guó)がサッカー大國(guó)を目指そうとも、文化的な溝は大きい。子どもたちが街角で空き缶を蹴り、サッカーを楽しむ様子もみられない。南米やアフリカでは見(jiàn)慣れた光景なのに。（翻訳?編集/大宮）