2018年6月25日、中國雲(yún)南省のあるアナウンサーが「こんな比較はしたくなかった」とのつぶやきとともに、數(shù)枚の寫真を中國版ツイッター?微博（ウェイボー）で紹介した。

【その他の寫真】

同氏が比較して見せたのは、サッカー?ワールドカップ（W杯）の試合終了後に日本のサポーターが會(huì)場(chǎng)のごみを片付ける様子と同省で24日行われた國際マラソン大會(huì)終了後の光景。マラソン大會(huì)の寫真では路上に紙コップや段ボール箱、弁當(dāng)の容器のようなものが散亂する様子が示されており、同氏は「マラソンもその都市の名刺なのです」とマナーの向上を訴えている。

ただ、この一方で澎湃新聞は「中國のサッカーファンのごみ拾いに誰も稱賛の聲を上げないのはなぜだろう？」と題する記事を25日付で掲載し、「W杯の會(huì)場(chǎng)でごみを片付ける日本のサポーターが數(shù)々のメディアに取り上げられているが、過去の國際大會(huì)で中國のサポーターもこうした行為を行ってきた」と指摘。15年1月にオーストラリアで開催されたAFCアジアカップでのごみ拾いなどを例に挙げ、中國のサポーターの間にも広まっていることを説明した上で「いつの日か、中國サポがW杯で戦う中國代表にエールを送り、そして會(huì)場(chǎng)のごみを片付ける姿を見せてくれる日が來ると信じている」と締めくくっている。（翻訳?編集/野谷）