2012年6月5日、米ラジオ局ボイス?オブ?アメリカ中國語サイトは記事「かんしゃく持ちの中國は北極評議會に入るべきではない＝ノルウェーの疑念」を掲載した。

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北極の氷が薄くなれば移動時間が大きく短縮される北極回り航路が開ける。また北極には全世界の埋蔵量の20％に相當(dāng)する石油、天然ガスが眠っているとされ資源的にも魅力だ。北極への関心が高まる中、中國もまた北極における発言権を高めようとし、北極評議會へのオブザーバー參加を申請している。

中國の動きに神経をとがらせているのがノルウェーだ。2010年、中國の民主化活動家?劉暁波（リウ?シャオボー）がノーベル平和賞を受賞した際、中國は自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）交渉のストップ、外交官への冷たい対応、ノルウェー産サーモンの輸入障壁など、報復(fù)措置を取った。

多國間の協(xié)調(diào)を旨とする北極評議會に中國はふさわしくないとの反対論も浮上している。北極評議會には透明性が擔(dān)保された政治的対話が必要だとノルウェーのストーレ外相は説く。ノーベル平和賞問題でかんしゃくを起こし、不可解な報復(fù)措置を取った中國はその條件を満たしていないと示唆している。（翻訳?編集/KT）