2012年6月5日、臺(tái)灣の李登輝（り?とうき）元総統(tǒng)が臺(tái)灣中央大學(xué)で講演を行った際、尖閣諸島に関する中國(guó)本土學(xué)生からの質(zhì)問に対し、「日本領(lǐng)でないと言うのなら、証拠はどこにあるのか？」と詰め寄り、會(huì)場(chǎng)が一時(shí)騒然となった。6日付で香港?中國(guó)評(píng)論新聞社が伝えた。

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質(zhì)疑応答で手を挙げた中國(guó)本土の學(xué)生はまず、「両岸（中臺(tái)）學(xué)生は今後どのように発展していくべきか？」と質(zhì)問。これに対し、李元総統(tǒng)は「良い関係を維持するべき。臺(tái)灣は中國(guó)の一部などと言うべきではない」と回答した。

その後、李元総統(tǒng)が臺(tái)灣メディアで「尖閣諸島は日本のもの」と主張していることに觸れ、「本當(dāng)にそう思われているのか、この場(chǎng)を借りて確認(rèn)したい」と問いかけると、「尖閣諸島は漁業(yè)をする場(chǎng)所。領(lǐng)土問題は存在しない。だが、君が日本領(lǐng)でないと言うのなら、証拠はどこにあるのか？」と詰め寄り、會(huì)場(chǎng)は一気に険悪な雰囲気に。

司會(huì)者が慌てて「時(shí)間も時(shí)間なので」と質(zhì)疑応答を終わらせようとしたが、學(xué)生はさらに食い下がり、「臺(tái)灣は捨てられた存在に思える。誰からも関心を寄せられていない」と応酬。李元総統(tǒng)が講演で「臺(tái)灣は50年間の日本統(tǒng)治時(shí)代に日本から多大な影響を受け、現(xiàn)代化が進(jìn)んだ」と話したことに対しても、「臺(tái)灣の現(xiàn)代化は米國(guó)の影響、日本は近代化に影響を與えただけ」と否定した。

會(huì)場(chǎng)はさらに緊迫した雰囲気となったが、李元総統(tǒng)は寛容な態(tài)度で「この學(xué)生が臺(tái)灣に學(xué)びに來ているということは、臺(tái)灣の歴史に大変興味を持っているのだろう」と述べ、臺(tái)灣の歴史について書いた自身の著書をこの學(xué)生に贈(zèng)ったという。（翻訳?編集/NN）