2018年6月22日、環(huán)球時報は、日本社會で頻繁に目にする「謝罪」について紹介する記事を掲載した。

記事はまず、「謝罪は日本人が日常的にすることであり、その多くは個人が何かミスをしてしまったからではなく、集団の利益を守るためのものなのだ」と指摘。近年、新聞紙面に企業(yè)の「おわび」がよく掲載されていることを説明し、「企業(yè)が謝罪する目的は損失の拡大防止。情報社會の中でメディアや國民は企業(yè)の動きにいつも目を向けており、他者に暴かれるのを待つよりは自発的に過ちを認めて人々に誠実な印象を持ってもらおうと考えている」「謝罪は企業(yè)の危機管理の一つの手段。タイムリーな謝罪は広告、そして消費者との交流という作用を引き起こす。日本企業(yè)にとって謝罪は習(xí)慣、文化なのだ」などと続ける。

さらに、元TOKIO山口達也氏の不祥事で他のメンバーも頭を下げたことや、アメリカンフットボールの試合で日本大學(xué)の選手が危険タックルをしたことに端を発する一連の騒動にからみ、偶然出會った同大學(xué)関係者がまるで自分の家で起きた問題のごとく「恥ずかしさ」を口にしたことを説明。このほか、中國人店員に対する態(tài)度でファストフード店が非難を浴びた問題について日本のネットユーザーから「日本人を代表して中國の皆さんにおわびします」とのメッセージが寄せられたことや日本人男性と結(jié)婚した中國人女性が「結(jié)婚前に男性の母親から日本の中國侵略に対する謝罪を受けた」と話したこと、「ある不思議な現(xiàn)象」として夫の不倫を妻が周囲に謝罪するケースすらあることを紹介している。（翻訳?編集/野谷）