中國の裁判所が畫期的な判決、「列車內(nèi)の喫煙エリアを撤去すべき」=中國ネットは賛否両論

Record China    2018年6月27日(水) 17時(shí)10分

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25日、観察者網(wǎng)は、中國の裁判所が、列車內(nèi)の喫煙エリアを撤去すべきとの判決を下したと伝えた。これに対し、中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料寫真。

2018年6月25日、観察者網(wǎng)は、中國の裁判所が、列車內(nèi)の喫煙エリアを撤去すべきとの判決を下したと伝えた。

記事は「昨年6月9日、大學(xué)に入ったばかりの李(リー)さんは、K1301列車(北京から天津まで)に乗車したが、この時(shí)車內(nèi)で鼻につくたばこの臭いを感じた。乗客は、喫煙エリアで喫煙していたが、車內(nèi)全體にたばこの臭いが充満しており、李さんは運(yùn)営企業(yè)であるハルピン市鉄路局を相手に訴えを起こした」と伝えた。

記事は、「この件は『國內(nèi)初の公共の場所における無煙訴訟』と呼ばれた」と紹介。「25日午後、この件について北京鉄路運(yùn)輸法院一審で判決が下され、法院はハルピン市鉄路局が列車內(nèi)に喫煙エリアを設(shè)置したことは違法であり、30日以內(nèi)にK1301列車の喫煙エリアを取り消し、喫煙具を撤去するようにとの判決を下した」と説明した。

記事によるとハルピン鉄路局側(cè)は、「乗車券に基づき原告を目的地まで運(yùn)んだ。身體に不調(diào)をもたらしてはおらず、原告には入院証明もない。われわれは関係する義務(wù)をすべて果たした」と主張。そして、喫煙エリアの設(shè)置は法律に違反しておらず、國情に合致しており、実際的な措置であるとも主張していた。

しかし法院は、「喫煙エリアを設(shè)置することは、車內(nèi)環(huán)境を悪化させるものとなり、換気していたとしても煙は列車の他の場所へ流れるほか、列車は全面禁煙であり、喫煙エリアを設(shè)置すること自體が違法である」とし、李さんの主張を認(rèn)めたという。

これに対し、中國のネットユーザーから「喫煙者として、空港や駅、および長距離の公共の交通に喫煙場所がないことに強(qiáng)い憤りを感じる。長時(shí)間喫煙できないことは喫煙しない人の苦しみより大きいのだ!。この問題は喫煙エリアを設(shè)けることで解決できる」とのコメントが寄せられ、少なからぬ支持を得ていた。

しかし、「喫煙も禁煙も人の自由だ。でもその自由は他人の自由を妨げるものであってはならない。たばこの煙が他人に影響することは紛れもない事実」「喫煙者は大きな赤ん坊のようだな。たばこの煙をすべて自分の肺の中にだけ留めておけるのか?。できないなら黙るべきだ」という意見もあり、中國でも徐々にではあるものの、非喫煙者の権利が強(qiáng)調(diào)されるようになっているようである。(翻訳?編集/山中)

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