「萬里の長城、一部は韓國人の祖先がつくったのに…」中國の最新発表に韓國メディアが異議―中國メディア

Record China    2012年6月8日(金) 15時48分

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8日、中國國家文物局が発表した最新の調(diào)査結(jié)果で、萬里の長城の総延長が2萬1196.18キロメートルと修正されたことについて、韓國メディアは「萬里の長城はまるでゴムのように伸縮自在」とやゆしたことが分かった。

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2012年6月8日、中國國家文物局が発表した最新の調(diào)査結(jié)果で、萬里の長城の総延長が2萬1196.18キロメートルと修正されたことについて、韓國メディアは「萬里の長城はまるでゴムのように伸縮自在」とやゆしたことが分かった。環(huán)球時報の報道。

その他の寫真

中國國家文物局は今月5日、最新の調(diào)査結(jié)果として萬里の長城の総延長を2萬1196.18キロメートルとしたが、前回の2009年の発表では8851.8キロメートルだったから、2倍以上に延びたことになる。韓國?東亜日報は7日付でこれを伝え、「今回の発表により、萬里の長城の東端は、かつて高句麗(BC37?AD668年/朝鮮半島から現(xiàn)在の中國東北地方にあたる)や渤海(698?926年)の領土だった部分(=現(xiàn)在の中國吉林省?黒龍江省)と定義されており、これが韓國の學會で不満を引き起こしている」とした。同じく韓國の朝鮮日報は、「中國は現(xiàn)在の國境を基準とし、國內(nèi)に存在する城壁をすべて萬里の長城としているようだが、高句麗や渤海、契丹族や女真族などによる古代國家が建造した城壁までをこれに含めるのは合理性に欠ける」と非難。中國がこれによって、現(xiàn)在の中國國內(nèi)に居住する漢民族以外の他民族をすべて“中國人”と定義し、彼らの歴史をも自國の歴史として取り込んでしまっている、この裏には政治的意図があると論じた。さらに、「萬里の長城を東西に限りなく引き伸ばそうとしている中國政府と學會は、2009年の前回調(diào)査で長城の東端と定めた遼寧省丹東市北部の虎山長城で、“高句麗の遺産”と記された碑を撤去した」と続けた。

これに対して、遼寧省社會科學院の北東アジア問題専門家?呂超(リュー?チャオ)氏は、「現(xiàn)在の中國領內(nèi)にある萬里の長城は、確かに複數(shù)の民族が異なる時代に建設したもの。もちろん、高句麗によるものも含まれる」と認めている。しかし、「これに“政治的意図”を指摘される覚えはない。韓國人は彼らのルーツにあたる高句麗を中國の遺産に含めるなと主張しているが、これはばかげた話。學術(shù)的には討論の余地があるかもしれないが、中國が國內(nèi)にある歴史的遺産について調(diào)査を行うことに、異議を唱えるのは無意味」と一蹴している。(翻訳?編集/愛玉)

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