Record China 2012年6月11日(月) 15時(shí)39分
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7日、現(xiàn)行の人口抑制政策に反対を唱える中國の人口問題研究家、何亜福氏が「もしも中國の人口が3億人にまで減ったら」と題した記事を中國のブログサイトに掲載した。寫真は中國のお年寄りと子ども。
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2012年6月7日、現(xiàn)行の人口抑制政策に反対を唱える中國の人口問題研究家、何亜福(ホー?ヤーフー)氏が「もしも中國の人口が3億人にまで減ったら」と題した記事を中國のブログサイト?鳳凰博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。
【その他の寫真】
先日、筆者は當(dāng)ブログで「中國は一人っ子政策を止めるべきだ!人口大幅減の前兆があちこちに」と題した記事を発表したところ、多くの読者から「中國は人口を3億人程度にまで減らすべきだ」との意見をいただいた。
その根拠は中國とほぼ同じ面積の米國の人口がその程度だというもの。中國人1人當(dāng)たりの所得が米國人並みになるには、人口も同じくらいに減らす必要があると考えたらしい。だが、この論理でいけば、米國とほぼ同じ面積のカナダの人口は3000萬人程度なので、米國もそれくらいでちょうど良いということになる。反対に、人口密度で日本と比較すれば、中國の人口は30億人でなければならない。
その國の人口は、そこに住んでいる人々が決めること。國民は自由に妊娠?出産する権利がある。國のリーダーや専門家が決める問題ではない。筆者は、中國の人口を3億人に減らすために「子どもを生むな」と強(qiáng)制したり、日本並みの人口密度に追い付かせるために「もっと多く生め」と強(qiáng)制したりすることに反対だ。
人口を減らせば、1人あたりGDP(國內(nèi)総生産)が増えるとみる向きもあるが、世界には日本やドイツのような人口密度の高い富裕國もあれば、インドやバングラデシュのような人口密度の高い貧困國もある。カナダやオーストラリアのような人口密度の低い富裕國もあれば、モザンビークやマダガスカルのような人口密度の低い貧困國もある。
その國の貧富は人口密度で決まるのではなく、その國の社會(huì)制度や経済政策、國民の素養(yǎng)で決まる。つまり、中國の人口が3億人に減っても、その他の條件が変わらなければ、中國人の1人あたりGDPは変わらない。だが、その反面、GDPの総量は大幅に減少する。
國際通貨基金(IMF)によると、2011年の中國人の1人あたりGDPは5414ドルで世界第89位。GDPの総量は7兆數(shù)千億ドルで米國に次ぐ世界第2位だった。では、中國の人口が3億人に減ったら?1人あたりGDPはほぼ変わらず、89位前後だろう。だが、GDPの総量は4分の1以下にまで落ち込み、米國、日本、ドイツ、フランス、ブラジルなどにもかなわなくなる。
一人っ子政策で人口を減らすというやり方をすれば、必ず深刻な高齢化に直面することになる。人口が3億人に減少すれば、高齢者の割合は今よりもっと高いに違いない。深刻な高齢化は経済発展に不利になる。そのため、中國の人口が3億人に減れば、1人あたりGDPは今よりもっと世界ランキングが落ちることになる、と筆者は斷言する。(翻訳?編集/NN)
●何亜福(ホー?ヤーフー)
中國の人口問題研究家。1967年ベトナム生まれ。1968年に中國に帰國。中國の主要メディアに數(shù)多くの文章を発表している。
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