2018年6月29日、サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大會(huì)グループH最終戦で、日本はポーランドに0－1で敗れたものの、他會(huì)場の結(jié)果によってベスト16進(jìn)出を決めた。試合終盤に日本がボールを回して時(shí)間稼ぎをしたことに、中國ネットでは賛否両論が巻き起きている。

日本はこの試合に、第1、2戦の先発メンバーから6人を入れ替えて臨んだ。立ち上がりは動(dòng)きが重いポーランドを相手にチャンスを作るが、その後、初出場の選手らの息が合わずに単純なミスを連発。次第にポーランドが攻勢に出始める。そして、59分にFKからベドナレクに決められ先制を許す。この時(shí)點(diǎn)で他會(huì)場のコロンビアとセネガルは0－0だったため、そのまま終了すると日本はグループリーグ（GL）敗退に。日本は宇佐美貴史に代えて乾貴士を投入して反撃に出ようとするが、なかなか攻撃の形が作れず。逆にポーランドにカウンターから決定的なチャンスを作られるなど、苦しい戦いが続く。

すると、他會(huì)場に動(dòng)きが。74分にコロンビアがジェリー?ミナのゴールで先制し、このまま終了すれば日本はベスト16に進(jìn)出できる狀況になった。ここで日本は武藤嘉紀(jì)に代えてキャプテンの長谷部誠を投入。セネガルが追い付けば日本が敗退となるリスクはあるものの、コロンビアの勝利を信じてボール回しで時(shí)間を稼ぐ作戦に出る。ヴォルゴグラードアリーナの観客からは大ブーイングが起きたが、結(jié)局、日本はそのままゲームをコントロールし0－1で敗戦。その數(shù)分後、コロンビアとセネガルの試合も1－0のまま終了したことで、日本は2大會(huì)ぶり3度目のベスト16進(jìn)出を決めた。

最終的な順位は1位が勝ち點(diǎn)5のコロンビア、2位が同4の日本、3位が同4のセネガル、4位が同3のポーランド。日本とセネガルは得失點(diǎn)、総得點(diǎn)、當(dāng)該國同士の対戦成績でも五分で、最後はイエローカードの枚數(shù)によるフェアプレーポイントで日本が上回った。

まさに薄氷を踏む試合展開だった。中國中央テレビのスポーツチャンネルCCTV5は試合後、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）で「日本がバックラインでパスを回して試合が終わるのを待つ。會(huì)場じゅうからブーイング。W杯の試合がこんなにも恥ずかしいものになるとは」とツイート。これに対して、ネットユーザーからは賛否両論が巻き起こっている。

「クソッ。セネガルがゴールを決めてほしいと思ったわ」

「ひどい試合だ！サッカーに対する侮辱！ファンに対する侮辱！」

「日本を応援してたけど、最後の10分はセネガルを応援した」

「日本のサッカーは尊敬してきたけど、最後の10分は本當(dāng)にサッカーファンに吐き気を催させた」

「最後の10分で、それまでの260分（2試合と3試合目の80分まで）の日本のイメージが崩壊した」

という聲がある一方、

「仕方ない。これも勝ち上がるための戦術(shù)さ」

「ルール內(nèi)のこと。彼らも勝ち上がりたいし、パフォーマンスでサッカーしてるわけじゃない。何の問題もない」

「本當(dāng)に日本を応援していたというなら、（勝ち上がることで）もう1試合応援したいと思わないの？」

「ポーランドもボールを奪いに行かなかったし、下手に相手を刺激して2點(diǎn)目を奪われたらどうする？もし中國が同じ狀況なら批判するか？」

と、日本の作戦に理解を示す聲もあり、紛糾している。（翻訳?編集/北田）