2012年6月9日、フィリピン紙ビジネス?ミラーは記事「中國は『裸官』対策を続けている」を掲載した。11日、環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

汚職で摘発された中國鉄道部の張曙光（ジャン?シューグワン）元副総工程師は、9年前に米國で84萬ドル（約1070萬円）もする豪邸を購入していた。當(dāng)時、張の月給はわずかに384ドル（約4660円）。とても正規(guī)の給與で買える代物ではない。また張の妻子は米國で生活していたという。

妻子を海外に住まわせ、いざとなったらすぐに海外逃亡できる狀態(tài)にある官僚を「裸官」と呼ぶ。中國には多くの「裸官」がいるが、汚職と逃亡防止をどのように対策するべきか、中國政府は頭を悩ましている。

中國メディアの報道によると、過去12年間で1萬8487人の汚職官僚が摘発された。また別の報道によると、海外逃亡した汚職官僚、國有企業(yè)幹部が持ち出した資金は1990年代半ばからの累計で8000億ドル（約1兆200億円）に達(dá)しているという。また米研究機(jī)関の調(diào)査では2000年から2009年にかけ、非合法なルートで中國から流出した資金は2兆7000億ドル（約34兆5000億円）で世界一だという。（翻訳?編集/KT）