2012年6月12日、カナダの中國語ニュースサイト?加拿大家園は、今年になった失腳した中國の薄熙來（ボー?シーライ）元重慶市黨委書記に関連する一連の事件について、すでに捜査が完了したと報じた。捜査結(jié)果は中央政府へ提出されており、共産黨指導(dǎo)部が最終的にどのような決定を下すかという段階にあるという。米華字サイト?多維新聞が伝えた。

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各メディアの既報によると、一連の事件に対して中央政府は3組の調(diào)査グループを組織し、調(diào)査を行ってきた。薄熙來氏の妻?谷開來（グー?カイライ）容疑者によるものとされる英國人実業(yè)家ニール?ヘイウッド氏の暗殺事件を公安部が、薄熙來氏の腹心であった王立軍（ワン?リージュン）元重慶市公安局副局長による米領(lǐng)事館駆け込み?亡命未遂事件を國家安全部が、薄熙來氏本人の事件を中國共産黨中央紀(jì)律検査委員會が、それぞれ擔(dān)當(dāng)したという。

英國人実業(yè)家暗殺事件について、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの王祥偉（ワン?シャンウェイ）編集長は、「谷容疑者は統(tǒng)合失調(diào)癥を患っているため、減刑の可能性が高く、死刑は免れるだろう」と指摘する。一方で、谷容疑者と共に殺害に関與したとされる薄家の元使用人?張暁軍（ジャン?シャオジュン）容疑者については、死刑が適用されるだろうと予想する。

また、米総領(lǐng)事館に逃げ込んだ王立軍氏に関しては、多くのメディアが情狀酌量による減刑を予測している。王氏は當(dāng)初、前出の英國人実業(yè)家変死事件に関して不審を抱き、案件の調(diào)査段階で谷氏による関與の可能性に気づいた人物。薄熙來氏にそれを報告すると、両者の衝突が深刻なものとなり、王氏は公安副局長の職を解任された。最終的に自身の身の安全を守るために米総領(lǐng)事館に逃げ込んだと見られているからである。

薄熙來氏本人の事件に関しては、最も複雑である。同氏は中國共産黨中央政治局委員だっただけでなく、一時は、黨総書記を筆頭に9人で構(gòu)成される國家最高指導(dǎo)部（中央政治局常務(wù)委員）入りも噂されたほどの大物でもあったため。中共中央紀(jì)律検査委員會は、薄熙來氏の過去についても調(diào)査を?qū)g施したとされている。

一方、中國のメディア関係者によると、上層部からの指示によって、一連の案件は報道が禁止されているという。これには、政治上の更なる混亂を避ける狙いがあると見られている。（翻訳?編集/HA）