2019年1月10日、新華網(wǎng)によると、中國(guó)高速鉄道の世界進(jìn)出について専門家は「必ず乗り越えなければならない『火炎の山』がある」と指摘した。

1つめの「火炎の山」は地政學(xué)の問(wèn)題だ。記事は「西洋では近年『中國(guó)高速鉄道脅威論』が叫ばれ、外國(guó)の一部政治勢(shì)力が有識(shí)者やシンクタンクを利用して中國(guó)高速鉄道の導(dǎo)入を検討している國(guó)に対して『債務(wù)の落とし穴論』『産業(yè)への中國(guó)の浸透論』、さらには『植民拡張論』を植え付けている」と主張した。

2つめは、産業(yè)の競(jìng)爭(zhēng)?！敢徊郡螄?guó)が自國(guó)産業(yè)を保護(hù)すべく中國(guó)と張り合おうとしており、海外市場(chǎng)において提攜したり技術(shù)や企畫のハードルを設(shè)けたりして中國(guó)と受注を爭(zhēng)っているうえ、時(shí)として商業(yè)以外の手段が用いられることさえある」と伝えた。

3つめは、経済的な問(wèn)題だ。記事は「多くの國(guó)では財(cái)政力が不足しており、巨額の資本を注入するには政府首脳の特別な認(rèn)可が必要な狀態(tài)になっている」としたほか、「一部の國(guó)では都市化のレベルが高速鉄道のニーズを生むまでに至っていない」と指摘している。

4つめは、文化的な障壁?！父咚兮煹澜ㄔO(shè)はリターンが得られるまでの時(shí)間が長(zhǎng)くかかるため、このような投資に興味を示さない國(guó)があるほか、一部の國(guó)の社會(huì)には中國(guó)の戦略に対する疑念があり、高速鉄道が容易に政治的な扇動(dòng)の道具に用いられてしまう」とした。また、「信仰や宗教、生活習(xí)慣、仕事に対する考え方などでの違い、言葉の壁といった要素も、スムーズな協(xié)力のためのコストを引き上げている」と説明した。

そして5つめは、「中國(guó)國(guó)內(nèi)企業(yè)による內(nèi)部競(jìng)爭(zhēng)が國(guó)としての高速鉄道の海外進(jìn)出の足を引っ張っている點(diǎn)」とした。専門家によると、西洋諸國(guó)の海外プロジェクトは國(guó)を基本とする企業(yè)連合の形を取っているが、中國(guó)では「一部の大型企業(yè)が自分たちのやりたいようにやって互いにぶつかり合う」ケースがあるという。（翻訳?編集/川尻）