2012年6月13日、英紙ガーディアンがこのほど、世界各地で最も創(chuàng)意にあふれたエコロジー建築を発表した。選出された8大建築の中に、中國?福建省にある小學(xué)校が挙げられた。

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福建省[シ章]州市のある小さな村にある「橋上小學(xué)」は文字通り、小川に渡された橋の上に建つ“空中建築”。65萬元(約830萬円)をかけて2009年に完成し、世界最大の建築賞の一つであるアーガン?ハーン建築賞(AKAA)を2010年に受賞したほか、多くのデザイン賞を受賞している。

若者が都市部へ出稼ぎに出払ってしまい、過疎化にあえぐ山村。未來への希望と活力を幼い子供たちに託し、村の“過去と未來をつなぐ懸け橋”になってほしいとのコンセプトによって造られた。小川の両岸に殘された築400年の土樓を利用し、これを橋でつないだ構(gòu)造。清代に建てられたこの土樓はすでに居住に適さない空間になっていたため、長らく空き家となっていた。この集合住宅が無人になることにより村の集會や催事がすたれ、村人同士の交流も薄いものとなっていたため、ここに公共建築としての機能を復(fù)活させることで、コミュニティーの活性化を図った。

現(xiàn)在、2クラス40人の児童が學(xué)んでいる。図書室は公共施設(shè)として開放されており、學(xué)內(nèi)の橋も村人たちの通行用として利用されている。建設(shè)當(dāng)初はいぶかしげな眼を向けていた村民たちは、現(xiàn)在では快く施設(shè)を利用しているほか、學(xué)童たちの中途退學(xué)なども減ったようだ。建築賞の受賞により、村おこしにも貢獻した。國內(nèi)外から観光客が訪れるようになり、彼らの受け皿としての商業(yè)施設(shè)が発展するのりしろができた。(翻訳?編集/愛玉)