Record China 2018年7月2日(月) 20時(shí)40分
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湖北省武漢市で、てんかんと見られる男性患者が救急車で病院に搬送される途中で死亡した。救急車はマンション敷地內(nèi)に亂雑に駐車されていた自動(dòng)車などに行く手を阻まれ、敷地外に出るのに15分から20分程度を要した。
湖北省メディアの楚天都市報(bào)は2日、同省武漢市で、てんかんと見られる男性患者が救急車で病院に搬送される途中で死亡したと伝えた。救急車はマンション敷地內(nèi)に亂雑に駐車されていた自動(dòng)車などに行く手を阻まれ、敷地外に出るのに15分から20分程度を要したという。
男性は44歳だった。男性の妻によると6月25日午前5時(shí)30分ごろ、男性がベッドから落ちけいれんしているのに気付き、救急車を呼んだ。男性の妻は、同じマンションに住むよく知っている男性にも連絡(luò)して、助けを求めた。
救急車は比較的早く到著した。男性の狀態(tài)を見た救急隊(duì)員は、てんかんの可能性があると判斷し、男性が舌をかまないよう、口にタオルを入れるなどの措置をした。
救急隊(duì)員の目の前で男性は意識(shí)をやや取り戻した。救急隊(duì)員と男性の妻は、男性を病院に搬送するか、自宅で様子を見るかの相談を始めた。すると男性は再び発作を起こした。最初の発作よりも重篤な発作だったので、市內(nèi)の解放軍武漢総醫(yī)院(総合病院)に搬送しることにした。
ところが、マンション敷地內(nèi)に多くの乗用車や電動(dòng)自転車などが亂雑に駐車されていたため、救急車が行く手を阻まれて、動(dòng)けなくなった。運(yùn)転する隊(duì)員は、何度も切り返しを行ったが、救急車は車體が大きいのでなかなか脫出できなかった。
救急車の到著前から手助けをしていた男性が、電動(dòng)自転車を他の場所に移してようやくスペースを作り出したので救急車はマンション敷地外に出ることができた。同男性は15分程度かかったと説明した。救急車は敷地內(nèi)で20分近くもサイレンを鳴らしていたと話す、別のマンション住人もいる。
患者男性は、救急車が病院に到著する前に呼吸が停止し、その後死亡が確認(rèn)された。
マンション敷地內(nèi)では、白い枠により駐車が認(rèn)められるスペースが表示されていたが、それ以外の場所に停められていた自動(dòng)車や亂雑に留められていた電動(dòng)自転車が、救急車の走行の障害になった。
中國では、マンション敷地內(nèi)での自動(dòng)車駐車の問題がしばしば発生している。個(gè)別世帯に割り振られている駐車スペースに別の車が駐車することで住民間のトラブルになったり、駐車が認(rèn)められない場所に駐車した車が傷つけられるといった事例も報(bào)じられている。(翻訳?編集/如月隼人)
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