井上昭弘 2018年7月8日(日) 16時(shí)20分
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2017年ごろから中國(guó)で流行り出しているオススメ料理「蒸気海鮮」のご紹介です。寫真は筆者提供。
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中國(guó)の楽しみの一つとして「食」がありますね。日本人の感覚ではどうしても中華=麻婆豆腐や青椒肉絲などを思い浮かべることが多いかと思いますが、私は四川省の成都に初めて行った際、知人に麻婆豆腐を食べたいと伝えたら「あるけど、誰も食べないよ」と言われ、驚いた事を覚えています。同じ料金なら肉や魚のもっと美味しい料理がある、というのが現(xiàn)地の人の言い分でした。
【その他の寫真】
麻辣味の代表格である火鍋や麻辣湯、スープを入れて旨辛な鶏公保など、現(xiàn)地ならではの食が楽しみになり、これらは日本でもお店を探して食べに行くようになりました。そんな中、おそらく日本ではまだ出回っていなくて、2017年ごろから中國(guó)で流行り出しているオススメ料理「蒸気海鮮」のご紹介です。
●蒸気海鮮とは
テーブルの真ん中が窪み鍋のようになっていて、そこにお米といくつかの薬膳風(fēng)な食材を入れ、その上に平らな網(wǎng)狀の蓋を置きます。その網(wǎng)狀の蓋の上に海鮮食材を置いて、蒸気で蒸して食べるスタイル。エビやカニといった魚介類を蒸して食べているうちに出汁がお米の窪みにたまり、最後には良い感じの雑炊が出來上がっている、という料理です。
●1.食材選び
まずは自分で食材を選びます。魚介類、エビやカニ、野菜も多く置かれていると思います。モノによっては計(jì)り売りなので、表記にご注意。個(gè)人的にオススメなのはハマグリ位の大きさの貝、タコ、カニ、ホタテと春雨のニンニク風(fēng)味。食べるのが難しいのはシャコ。數(shù)件のお店で食べましたが、あまり再注文するような雰囲気ではありません(もちろん言えば大丈夫かと思いますが)。なので、食べそうな分を最初にまとめて頼んでしまいましょう。
●2.タレ作り
店により少し違いはありますが、醤油やラー油などのベースに香菜(パクチー)やニンニク、唐辛子などのトッピングで自分流のタレを作ります?;疱仱韦辘诵肖盲渴陇ⅳ欷?、似た感じなので馴染みがあるかと思います。
●3.乗せる、食べる、乗せる、食べる
選んだ食材は店員さんが運(yùn)んで來てくれて、食材ごとに適當(dāng)な順に乗せて調(diào)理してくれます。蒸し器はタイマー式になっていて、出來上がったら蓋を取りに來てくれるので、あとは自由に食べます。最初の食材が少なくなったら、また店員さんが次の食材を乗せて蓋をしてタイマーセット。この繰り返しです。
●4.雑炊完成
一通り食べ終わると蒸気で蒸された海鮮の出汁たっぷりな雑炊が完成。もち米風(fēng)なお米が相性抜群で、とても美味しいです。
お鍋を食べてシメに雑炊という馴染みのある流れで、味も海鮮なので、日本人の口に合う料理だと思います。蒸気とはいえ熱いので寒い時(shí)期の方がオススメですが、もちろん年中食べられます。中國(guó)でお店選びに悩んだときはぜひ一度「蒸気海鮮」をご賞味下さい。
■筆者プロフィール:井上昭弘
1981年に愛媛で生まれ、大阪で育ち、現(xiàn)在は東京に住んでいる。ビジネスではインターネットを活用した中國(guó)での販促?マーケティングやオフショア開発、私生活では中國(guó)女性と結(jié)婚して子を授かり7年の結(jié)婚生活を経て離婚、公私ともにネイティブな中國(guó)事情を肌で実感。得意分野は中國(guó)獨(dú)自のインターネット事情、中國(guó)人との人付き合いや戀愛?結(jié)婚生活、日本にある本格中國(guó)料理情報(bào)など。ITコンサルティング企業(yè)「株式會(huì)社雅」を経営。2級(jí)ウェブデザイン技能士を取得している。
1981年に愛媛で生まれ、大阪で育ち、現(xiàn)在は東京に住んでいる。ビジネスではインターネットを活用した中國(guó)での販促?マーケティングやオフショア開発、私生活では中國(guó)女性と結(jié)婚して子を授かり7年の結(jié)婚生活を経て離婚、公私ともにネイティブな中國(guó)事情を肌で実感。得意分野は中國(guó)獨(dú)自のインターネット事情、中國(guó)人との人付き合いや戀愛?結(jié)婚生活、日本にある本格中國(guó)料理情報(bào)など。ITコンサルティング企業(yè)「株式會(huì)社雅」を経営。2級(jí)ウェブデザイン技能士を取得している。facebookはこちら
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