「審判の笛が鳴るまでそれまでの最後の0．1秒までも試合では全力をつくすんだ！」。日本の人気サッカー漫畫(huà)「キャプテン翼」の主人公?大空翼のこの精神を、日本代表はワールドカップロシア大會(huì)で見(jiàn)せてくれた。7月2日夜、ワールドカップ?ラウンド16のベルギー戦で、日本は2點(diǎn)を先制した。しかし、結(jié)局逆転されて2対3で敗れたものの、胸を張れる戦いぶりを見(jiàn)せてくれた。今回の大會(huì)の日本のパフォーマンスを通して、世界はアジアサッカーの進(jìn)歩を目にすることができた。また、中國(guó)にとっては、日本サッカーの臺(tái)頭から、多くのことを參考にすることができるはずだ。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

■相手から稱(chēng)賛された日本の戦い

アジア勢(shì)5チームから唯一決勝トーナメントに進(jìn)出した日本は、素晴らしいチームスピリットや戦術(shù)、高いモチベーションを有し、頭を使って、技術(shù)と戦術(shù)を組み合わせて戦うチームだ。2日夜、世界ランキング3位で、身體能力が高い選手が揃う強(qiáng)豪?ベルギーと戦った日本は、各方面で劣っているにもかかわらず、あと一歩で勝利するところまで相手を追い詰めた。

ベルギー戦後、日本代表の西野朗監(jiān)督は、「今ワールドカップの戦いを次につなげていけるかどうかというのが、サッカー界での意義なので。それを持って、4年後に本大會(huì)でのチャレンジが成功と言えるようなサッカー界にしてほしいなと思う」と述べたほか、「勝ちきりたい。ある程度、今のチーム力であればかなりベルギーには抵抗できるのではないかと。最高の流れを自分たちでつかんだ。でも、あそこまで覆させられるとは思っていなかった」と悔しさをにじませた。

試合後の統(tǒng)計(jì)によると、日本は相手より1キロ長(zhǎng)い109キロを走った。選手らのパフォーマンスについて、西野監(jiān)督は、「しっかりと自分たちでボールを動(dòng)かせる。有効に動(dòng)かして無(wú)駄な動(dòng)きをしていない。単純に無(wú)駄な動(dòng)きが防げており、全員が連動(dòng)した中でのパフォーマンスができている。ボールを動(dòng)かせている、ムービングフットボールが実現(xiàn)できているところが、フィジカルのコンディションが良く見(jiàn)えたことかな」と選手を稱(chēng)え、「結(jié)果については殘念の一言」と話(huà)した。

強(qiáng)豪をギリギリまで追い詰めた日本に、ベルギー側(cè)からも稱(chēng)賛の聲が上がっている。ベルギーのマルティネス監(jiān)督は、「日本を祝福しよう。彼らは完璧な試合を演じた。彼らはカウンターを有効に使い、とても堅(jiān)実な戦いをした」と稱(chēng)賛した。また、主將のアザールも、「日本代表は信じられないほど素晴らしいチームだった。彼らは今日のようにプレーすればどこにでも勝つことができると思う。今回は僕たちが気持ちで勝ったけどね。僕たちは一歩一歩ちゃんと踏みしめて、成長(zhǎng)し続けたい」と日本の健闘をたたえた。

■中國(guó)は謙虛に學(xué)ぶ態(tài)度が必要

日本では90年代初めにプロサッカーリーグが始まってから、「計(jì)畫(huà)を立てて前に進(jìn)む」というコンセプトを堅(jiān)持してきた。日本サッカー協(xié)會(huì)は、川淵三郎前會(huì)長(zhǎng)が提唱する壯大な「Jリーグ100年構(gòu)想」を掲げ、プロサッカーリーグやサッカーの普及、青少年育成體系の構(gòu)築、スポーツ施設(shè)やスポーツクラブの整備などをめぐる明確な計(jì)畫(huà)を制定している。

決意を固くして改革を進(jìn)める日本サッカー協(xié)會(huì)は、代表チームのワールドカップにおける成績(jī)だけでなく、日本のサッカーというスポーツの発展も非常に重視している。

今回のワールドカップ日本代表23人のうち、海外組が15人で、岡崎慎司、香川真司、乾貴士らは、歐州のクラブの主力として活躍している。また、本田圭佑は17年にACミランを退団した後も、メキシコのリーガMXのCFパチューカへ移籍し、現(xiàn)役を続けている。そのことから、日本の選手は現(xiàn)狀で満足することはなく、よりハイレベルな場(chǎng)でレベルアップすることを望んでいることがよく分かる。

日本代表のパフォーマンスから、中國(guó)も多くのことを參考にすることができる。両國(guó)の選手の身體能力はほぼ同じで、中國(guó)の選手のほうが勝っている部分もある。そのため、謙虛に學(xué)ぶ態(tài)度を持ち、一歩一歩著実に前へ進(jìn)んでいけば、中國(guó)が日本を超えるというのも決して夢(mèng)ではない。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KN）