中國がアフリカに持つレアメタル採掘権、日本も欲しがっている―中國メディア

Record China    2018年7月5日(木) 13時20分

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4日、北京時間は、「中國が持つレアメタル?コバルトの採掘権を日本が欲しがっている」と指摘する記事を掲載した。資料寫真。

2018年7月4日、北京時間は、「中國が持つレアメタル?コバルトの採掘権を日本が欲しがっている」と指摘する記事を掲載した。

記事は冒頭、「アフリカ?コンゴで採掘されるコバルトの大部分が中國に輸出されており、中國が同國の鉱物に持つ権益を多くの國が狙っている」と指摘。コバルトがリチウムイオン電池など新型電池の材料として電気自動車や航空精密機器などに広く使われていることを説明し、「コンゴはコバルト世界生産量の54%を占める最大の産地。ある市場調(diào)査會社のデータによると、その94%が中國の製錬企業(yè)に輸出されている」と紹介する。

これに続けて、近年、新エネルギー車の発展を推し進める中國でリチウムイオン電池の需要が増していることや、中國ではコンゴからの資源輸入だけでなく現(xiàn)地への投資も進んでいることを説明。ざっとした見積もりとして、コンゴとザンビアの鉱業(yè)資源の7割近くを中國資本が握っていることなどを挙げ、「現(xiàn)在、世界で巻き起こっているコバルトのサプライチェーン爭奪戦で中國ははるか先を行っていると言える」「コバルト需要の拡大、値上がりによって中國は巨大な利益を得た。これがコンゴに早くから進出し、利益を得られなかった國の嫉妬を引き起こした」と指摘、その例として日本を名指しした。

記事は「16年、中國はコンゴに進出し、『世界級』の銅?コバルト生産量を誇るTenke Fungurume鉱山の株式の半數(shù)を取得。Tenke鉱區(qū)の採掘権を手に入れた。當時、日本は當然、苦々しい思いだった。日本は中國より先にコンゴに巨資を投じていたのに、収穫目前に採掘権が中國に売られてしまったのだ」と説明し、「レアメタル欠乏國」の日本が海外での資源探査、確保を必死になって進めていること、アフリカを最も理想的な資源獲得先としていることを指摘。日本がアフリカ諸國との関係構(gòu)築に力を入れていることに言及した上で、「コンゴのコバルト鉱山放棄を望まない日本は中國からコバルト採掘権の一部を300億元(約5000億円)で取得することを望んでいる。ただ、これまでのところ中國側(cè)は反応を示していない」などと伝えた。

記事はこのほか、鉱物資源をめぐる米國、オーストラリアの動きについても紹介している。(翻訳?編集/野谷

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