2012年6月18日、香港紙?太陽報(bào)は、「宇宙で実施するカメの戦略、中國の有人宇宙飛行は宇宙ステーション建設(shè)の一歩」と題する記事を掲載した。中國青年報(bào)が伝えた。

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神舟9號(hào)の発射コストはいまだ明らかにされていないが、公式発表によると、中國の宇宙事業(yè)にはこれまで総額で350億元（約4340億円）の費(fèi)用がかかっているという。少なく見積もられている可能性もあるが、空母には安くても400億元（約4960億円）のコストがかかるため、宇宙事業(yè)は空母よりも安上がりだと言うこともできる。

中國の専門家は「神舟9號(hào)と天宮1號(hào)のドッキングは見世物ではないし、宇宙事業(yè)の費(fèi)用は無駄金ではない。宇宙への投資回収率の比は1対14である」と述べている。米國のアポロ月面著陸計(jì)畫には250億ドルの費(fèi)用を要したが、3000以上の特許を取得し、米航空宇宙局（NASA）は技術(shù)の民間移転だけで520億ドル以上の利益を得ている。米宇宙財(cái)団の統(tǒng)計(jì)によると、2010年、全世界の宇宙経済は総額で2765億ドルの規(guī)模に達(dá)しており、うち商業(yè)衛(wèi)星への応用は1020億ドルを占めている。

目下、人類は宇宙開発の急激な発展の前夜に立っているのかもしれない。中國が宇宙における利益の再配分に預(yù)かるには、宇宙での強(qiáng)い行動(dòng)力が不可欠なのだ。

米國はアジア回帰を唱えているが、中國を抑えこむ動(dòng)きは大きく減少し、防衛(wèi)的要素が増加している。もはや米國も簡単に中國船舶の臨検や制裁をすることはできなくなっており、米中が妥協(xié)し合う事例も珍しくなくなってきた。中國の國力が30年前とは比べ物にならないほど強(qiáng)くなっているからだ。宇宙における実力も、當(dāng)然カードの一枚となる。

2010年、中國はロケット15基、衛(wèi)星20基を発射しており、衛(wèi)星発射數(shù)は米國に肩を並べている。神舟9號(hào)と天空1號(hào)のドッキングは米國が數(shù)十年前に行った作業(yè)の再現(xiàn)でしかないものの、中國の宇宙計(jì)畫は非常に地道で「米國に追いつけ追い越せ」といったスローガンが掲げられることもない。中國の軌道上衛(wèi)星はわずか30基前後、米國は400基を超えている。中國はやはりカメとして一歩ずつ進(jìn)んでいく必要があるのである。（翻訳?編集/長河）