2012年6月18日、米華字サイト?多維新聞によると、中國で頻発する食品の安全問題が、外國企業(yè)の中國食品市場への參入を促進している。

【その他の寫真】

12日、中國の乳製品大手?內(nèi)蒙古伊利実業(yè)集団（伊利）の販売する粉ミルクの一部に異常な水準(zhǔn)の水銀が含まれていたことが判明。同社は13日から自主回収を開始した。関連の調(diào)査データによると、中國で食品に関する安全問題が頻発している影響で、中國人消費者の海外優(yōu)良食品ブランドに対するニーズは今後10ポイント上昇するという。

こうした狀況の中、歐州最大の乳製品メーカー、アーラ?フーズは15日、中國の乳業(yè)大手?蒙牛乳業(yè)に22億香港ドル（約224億円）を出資し、同社の株式5．9％を取得すると発表。アーラ?フーズは蒙牛乳業(yè)にとって、中國の食品最大手?中糧集団に次ぐ2番目の大株主となる。

中國の乳製品企業(yè)の信用は2008年に発生した有害物質(zhì)メラミンの粉ミルクへの混入事件によって大きく失墜した。蒙牛乳業(yè)もその影響で赤字に転落し、中糧集団などによる資本を受け入れて経営の立て直しを図ってきた。しかし、蒙牛乳業(yè)は11年にも牛乳の食中毒事件や基準(zhǔn)値を超える発がん性物質(zhì)の混入した液體乳製品製造事件を起こし、根本的な問題解決ができない狀態(tài)が続いてきた。

今回の蒙牛乳業(yè)の外資導(dǎo)入は、アーラ?フーズの先進的な品質(zhì)管理システムを?qū)毪工毪长趣摔瑜?、消費者の信頼を獲得する狙いがあるとみられている。（翻訳?編集/HA）