2012年6月19日、米外交専門誌フォーリンポリシーは「赤い月がゆっくりと上がる」と題した記事で、中國が月の領(lǐng)有権を主張する日に備え、今すぐ対策を立てるべきだと論じた。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。以下はその概要。

【その他の寫真】

1967年に採択された國連の「宇宙條約」では、月その他の天體を含む宇宙空間に対し、いかなる國も領(lǐng)有権を主張することはできないと定められている。だが、米國がこれで中國の動(dòng)きを阻止できると安心しているようでは甘いとしか言いようがない。

もちろん、中國が月を占領(lǐng)しようとしているというのは単なる憶測で、中國指導(dǎo)部がその意志を示したこともない。だが、その可能性について真剣に考える必要はあるだろう。中國は2020年までに有人宇宙ステーションを建設(shè)すると宣言しているのだ。

では、なぜ中國は月を開拓したいのか？月を所有することは大國の証。それに月には膨大な自然資源が眠っている。軍事的な価値も十分だ?！赣钪鏃l約」がある限り、大丈夫だと思っているかもしれないが、中國が「宇宙條約」から脫退し、堂々と月の領(lǐng)有権を主張した場合はどうする？

中國が月を植民地化するなど馬鹿げた考えだと思わない方がよい。今、彼らの動(dòng)きを阻止しなければ、次の世代が夜空を仰ぎ見た時(shí)、目にするのは真っ赤に染まった月になるかもしれない。（翻訳?編集/NN）