2012年6月18日、人民網(wǎng)日本語版によると、電子商取引（eコマース）の二大大手とされる中國の百度（Baidu）と日本の楽天が共同で設(shè)立したB2C（企業(yè)?消費(fèi)者間取引）サイト「楽酷天」が閉鎖されてから1カ月あまりが経った。だが楽天は一度は挫折したものの、中國市場を諦める気はないという。楽天の創(chuàng)業(yè)者で最高経営責(zé)任者（CEO）の三木谷浩史氏は取材に応える中で、楽天は中國市場を諦めないとはっきり述べた。北京商報(bào)が伝えた。

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楽天と百度が手を結(jié)んでショッピングサイト楽酷天を設(shè)立した當(dāng)初、この協(xié)力は天が與えた機(jī)會のようにみえた。だが中國eコマース市場の激しい競爭に直面して、楽天は2010年10月の開業(yè)からわずか2年ほどでサイト閉鎖に追い込まれた。

三木谷氏は「必ず中國に再進(jìn)出する」と述べ、世界トップレベルのインターネット企業(yè)に成長することを楽天の最終的な目標(biāo)に掲げる。サイト閉鎖は、楽天がこの目標(biāo)に向かって進(jìn)む中で遭遇した一つの挫折に過ぎないという。

ある業(yè)界関係者の話によると、楽天が中國で失敗した主な原因は、日本の消費(fèi)者と中國の消費(fèi)者とでは商品やサイトのデザインに対する嗜好が異なり、楽天がこの問題を解決できなかったことにあるという。また、中國のeコマース価格競爭はますます激しくなっており、赤字覚悟で客寄せのために廉価な商品をうち出すといった競爭方式を採用したため、楽天は中國市場で何度もつまずくことになったのだという。

ある資料によると、今年第1四半期（1?3月）に楽天の営業(yè)収入は前年同期比14％増加して987億円に上り、純利益は同12％増加して77億円に達(dá)した。（編集/TF）