「新型エイズを媒介」と警戒、広州市當(dāng)局が外來(lái)昆蟲(chóng)「サシガメ」の捕獲に懸賞金

Record China    2018年7月8日(日) 23時(shí)0分

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広東省広州市疾病予防コントロールセンターは市內(nèi)全域の住民に向け、南米の風(fēng)土病で全世界への拡大が懸念さえているシャーガス病を媒介するとして、サシガメという昆蟲(chóng)の捕獲に8元の賞金を支払うと発表した。シャーガス病は「新型エイズ」とも呼ばれるという。

中國(guó)メディアの観察者によると、広東省広州市疾病予防控制中心(予防コントロールセンター)は5日、市內(nèi)全域の住民に向け、南米の風(fēng)土病で全世界への拡大が懸念さえているシャーガス病を媒介するとして、サシガメという昆蟲(chóng)の捕獲に8元(約133円)の賞金を支払うと発表した。シャーガス病は「新型エイズ」とも呼ばれるという。

シャーガス病は中南米を中心に全世界で600萬(wàn)~700萬(wàn)人が感染している伝染病。媒介するのはサシガメという昆蟲(chóng)で、感染してから十?dāng)?shù)年、長(zhǎng)い場(chǎng)合には30年近くも発癥せず、いったん発癥するとリンパ節(jié)?肝臓?脾臓の腫脹、筋肉痛、心筋炎、さらに心肥大や心臓の破裂、脳脊髄炎など重篤(じゅうとく)な病狀を引き起こす。

シャーガス病の名は、1909年にこの病気を初めて発見(jiàn)したブラジル人醫(yī)師/研究者のリベイロ?ジュスティニアーノ?シャーガスにちなむ。従來(lái)は南北米大陸だけに見(jiàn)られた病気だったが、近年は世界各地に広がることが懸念されている。また、シャーガス病はヒトだけでなく哺乳類(lèi)の多くが感染する人獣共通感染癥だ。病原體は原蟲(chóng)であるクルーズトリパノソーマ。

媒介となるサシガメは実際にはサシガメ科の昆蟲(chóng)の総稱(chēng)で、南米原産の約90種のサシガメのうち、約50種からシャーガス病の病原であるクルーズトリパノソーマが検出された。ヒトへの感染を引き起こす危険が高いのは家屋に住む場(chǎng)合があるブラジルサシガメ、メキシコサシガメ、ベネズエラサシガメ、アカモンサシガメの4種と考えられている。

観察者はシャーガス病について、感染の発見(jiàn)が難しく、予防ワクチンが存在せず、発癥して癥狀が進(jìn)行した場(chǎng)合には有効な薬がないと紹介。そのため「新型エイズ」と表現(xiàn)する専門(mén)家もいるという。

広州市疾病予防コントロールセンターによると、市內(nèi)の多くの地區(qū)でサシガメの可能性がある昆蟲(chóng)を見(jiàn)たり、可能性がある昆蟲(chóng)に刺される事例が発生している。2016年には広東省仏山市で、ヒトがサシガメに刺されたと確認(rèn)された事例があるという。(翻訳?編集/如月隼人

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