2012年6月21日、「大學(xué)生なのに妊娠しちゃった！でも大丈夫、分割払いで中絶手術(shù)が受けられます！」―。これは中國遼寧省瀋陽市の病院が張り出した宣伝ポスター。治療費は先払いが一般的な中國では異例の厚遇ぶりにネットユーザーが批判の聲を上げている。華聲在線が伝えた。

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女子大生向けに前代未聞のポスターを張り出したのは同市內(nèi)にある総合病院、中山醫(yī)院。その內(nèi)容は「大學(xué)生なら手付金として手術(shù)費用の30％を支払えば、殘りは手術(shù)後の分割払いでOK」というもの。申し込みの際は身分証か學(xué)生証が必要だが、「プライバシーの保護は萬全。手続きも簡単」とうたっている。

やたら明るい雰囲気を振りまいているこのポスター。3人の若い女性が思い思いのポーズでジャンプしながら、はじけるような笑顔でそれぞれ「私は30％」「私は40％」「私は50％」と言っている。どうやら、手付金の割合は3段階に分かれているようだ。しかも、「痛みは全くなし」ということらしい。

中國の病院では治療費を先払いで要求されることが一般的で、高額で払えず、診てもらえない患者も少なくない。そんな中、大學(xué)生の中絶手術(shù)は分割払いも可能という病院側(cè)の姿勢に、「まるで中絶を奨勵しているかのよう」「大學(xué)生にどんどんセックスしろと言っているのか」と多くのネットユーザーが怒りをあらわにしている。

一方、病院側(cè)は「大學(xué)生の需要と経済狀況を考慮したもの。病院內(nèi)だけでなく街頭にもどんどん張っていきたい」と悪びれた様子もない。地元の工商局も「広告法に違反するかどうかは內(nèi)容を見てみないと分からない」としながらも、「大學(xué)生の中絶費用を分割にするという內(nèi)容からすると、これを違法とするのは無理がある」との見解を示している。（翻訳?編集/NN）