2012年6月20日、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは「沙漠の中の宇宙センターはそれほど隠された存在ではない」と題した記事で、中國(guó)の大型ロケット発射場(chǎng)である酒泉衛(wèi)星発射センター（別名：東風(fēng)航天城）の詳細(xì)を紹介した。21日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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道路端の草むらに毛沢東時(shí)代のスローガンが書かれたミサイルがズラリと並んでいなければ、観光客はこのゴビ砂漠の小さな村が中國(guó)の弾道ミサイルと宇宙飛行計(jì)畫誕生の地で、いまだに最も活躍している発射センターであるとは思わないだろう。何の変哲もない建物ばかりで、中國(guó)の地方都市で最近はやっている豪華な庁舎と比べると、ひどく見劣りする。

ロケットの打ち上げ回?cái)?shù)が増えるに従い、この「東風(fēng)航天城」の透明度も増してきた。中國(guó)本土の人は生活エリアや指揮センター、発射臺(tái)などを1人400元（約5050円）、食事付きで見學(xué)できる。だが、外國(guó)人は滅多に入れないようだ。旅行會(huì)社に申し込んでも斷られる。

中國(guó)本土の人の多くが「東風(fēng)」は甘粛省酒泉市にあると思っているようだが、正しくは內(nèi)モンゴル自治區(qū)アラシャン盟のエジン旗だ。酒泉から「東風(fēng)」までは車で約4時(shí)間。ひっきりなしに軍の車が出入りしているのを見ると、ここが厳重に警備された軍の施設(shè)であることを思い知らされる。

面積は約2800平方キロメートル。その大半は居住に適さない砂漠だ。人民解放軍が進(jìn)駐したのは1950年代末。ここは中國(guó)で最初の弾道ミサイルが誕生し、中國(guó)初の衛(wèi)星が打ち上げられた場(chǎng)所で、現(xiàn)在の主な任務(wù)は有人宇宙船の打ち上げとなっている。

近年は生活レベルも格段に向上。浄水場(chǎng)も完備され、野菜や牛乳も日常的に口にできるようになった?！袱长长扦限r(nóng)薬もメラミンも心配ないですよ」と付近の住民は語る。

村で最も大きな建物は観光客用のホテルだが、打ち上げ期間中は政府高官が利用する。広大な墓地には500人の烈士の墓?？茖W(xué)者やエンジニア、打ち上げ事故の犠牲者の魂が眠っているという。（翻訳?編集/NN）