2018年7月9日、韓國?マネートゥデイは、韓國企業(yè)をまねた中國企業(yè)が世界で“縦橫無盡に”活躍していると報(bào)じた。高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備決定後に中國本土から撤収した韓國企業(yè)の穴を埋めるのではないかと懸念されている。

記事によると、英フィナンシャル?タイムズ（FT）は現(xiàn)地時(shí)間の8日、アジアをはじめ豪州やカナダなどに拡大している中國企業(yè)「MUMUSO（無窮生活）」を例に挙げ、「イケアの偽物、ゴールドマン?サックスの偽物をつくった中國が韓國に目を向けた」と報(bào)じた。FTは「東南アジアを中心に全世界に広がる韓流に便乗しようという意図」と説明したという。

上海に本社があるMUMUSOは各種生活用品を販売する會(huì)社で、自社ホームページに韓服（韓國の伝統(tǒng)衣裝）を著た女性の寫真を掲載し「ファッションに焦點(diǎn)を當(dāng)てた韓國ブランド」と紹介している。さらに売場の看板にも「無窮生活」に該當(dāng)するハングルが書かれており、製品にも「無窮生活株式會(huì)社製造」と表記してあるそうだ。FTは「韓國の小売店に見えるが、（中國企業(yè)と分かる）唯一の手がかりは韓國人が違和感を感じている點(diǎn)」との表現(xiàn)で區(qū)別の難しさを伝えたという。

韓國貿(mào)易投資振興公社によると、MUMUSOはここ2年でフィリピンに38店舗、今年6月にはカナダ?バンクーバーにも支店を出しており、その他にも豪州、アラブ首長國連邦（UAE）、ロシアにも進(jìn)出しているとのこと。なおソウル支店の住所は偽物であることが分かっている。

FTは中國が韓國に目を向けた理由について「地政學(xué)的な面で韓國が得している部分がある」と伝えたという?！笘|南アジア諸國が共有する反日感情、中國との領(lǐng)土紛爭が韓國と東南アジア間にはないという點(diǎn)」などが、韓國の強(qiáng)みというのだ。さらに「東南アジアで韓國企業(yè)の立場が確立されていること」も、韓國の人気を高めた理由としている。

また、韓國をまねた中國企業(yè)が活躍していることについて、FTは「THAAD配備による韓國企業(yè)の穴を埋める可能性がある」「中國市場の販売量で小米がアップルを超えたように、元祖企業(yè)の地位が脅かされる可能性がある」などと警鐘を鳴らしたという。

これを受け、韓國のネット上では「あんな露骨にだますのは明らかな違法行為。法的に告訴や処罰することはできないの？」などと憤る聲や、「こんなに中國にやられてるのに、何も言い返せないなんて情けない」「韓國の財(cái)閥は韓國でのやり方を中國で実踐しようとして技術(shù)を盜まれ、追い出された。國內(nèi)の人件費(fèi)が高いために技術(shù)と企業(yè)を失うなんて…。これからどうするの？」などと嘆く聲が続出している。

また「このままではいけない」とし、「國家レベルの対応が必要。自國企業(yè)を保護(hù)する意味でも政府が率先して対策を打ち出すべき」「SNSで大々的に知らせよう?！篗UMUSOは韓國ブランドじゃない』って」「現(xiàn)地の新聞は韓國に被害が及ばないよう『韓國企業(yè)じゃない』と掲載すべき」など対策を提案するユーザーも多く見られた。（翻訳?編集/松村）