2018年7月9日、四川省南充市で起きた火災(zāi)から、中國(guó)の抱える社會(huì)問(wèn)題が浮き彫りになった。観察者網(wǎng)が伝えた。

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火災(zāi)が起きたのは市南部の順慶區(qū)の住宅街。臺(tái)所から出火したとの通報(bào)を受け、消防隊(duì)が出動(dòng)したが、現(xiàn)場(chǎng)周辺は路上駐車している自家用車が道をふさいでいた。

消防隊(duì)と警察がすぐに移動(dòng)するようアナウンスをしたものの効果はなく、消防車が違法駐車中の自家用車2臺(tái)に體當(dāng)たりして侵入経路を確保せざるを得なかったという。周辺は駐車禁止エリアだった。

ある市民の撮影した動(dòng)畫から自家用車2臺(tái)にはかなりのダメージが生じたことが明らかになったものの、ネット上では「よくやった！」「壊しても何の問(wèn)題もない。路上駐車は人の命を損なうかもしれない。他人の身になって考えるようにすべき」など、喝采の聲が絶えない。

市の消防部門も、消防隊(duì)が速やかに現(xiàn)場(chǎng)へ出動(dòng)できるように、関連法規(guī)を守り、正しい場(chǎng)所に車を止めるよう市民に呼び掛けている。

中國(guó)では自動(dòng)車保有臺(tái)數(shù)の急増とともに、駐車場(chǎng)不足が都市部を中心に社會(huì)問(wèn)題化している。（翻訳?編集/岡田）