2012年6月22日、1年間の保釈期間を終えた中國(guó)の現(xiàn)代蕓術(shù)家で人権活動(dòng)家の艾未未（アイ?ウェイウェイ）氏に、今度は「わいせつ物品伝播罪」と「重婚罪」の容疑がかけられた。ドイツの放送局ドイチェ?ヴェレが伝えた。

【その他の寫真】

艾氏は昨年4月、中國(guó)當(dāng)局に身柄を拘束され、翌月に國(guó)営新華社通信が艾氏の容疑を「脫稅」と報(bào)道。80日余りの拘束の後、「1年間の保釈、審理待ち」という名目で釈放された。保釈期間中は海外への出國(guó)が禁止され、パスポートも取り上げられた。

22日、ようやく保釈期間が満了したが、艾氏にパスポートが返されることはなかった。當(dāng)局は艾氏に今度は「わいせつ物品伝播罪」と「重婚罪」の容疑をかけ、引き続き出國(guó)禁止を言い渡した。

問題となっているのは2010年に艾氏が女性4人と撮影した全裸の寫真。艾氏は「ヌードは蕓術(shù)。彼女たちと身體的な接觸は一切ない」と當(dāng)局の主張を「茶番劇」と一笑に付している。

艾氏は昨年4月に當(dāng)局から1522萬元（約1億9000萬円）の追徴課稅を言い渡されたが、これを不服として北京稅務(wù)局を相手に訴訟を起こしていた。ところが、出廷を予定していた20日、當(dāng)局の圧力により出廷できなかった。

「中國(guó)は宇宙に衛(wèi)星も飛ばせるようになったが、この土地には永遠(yuǎn)に正義は存在しない。私の潔白が証明されることもないだろう。司法、警察、稅務(wù)、裁判所がグルになってインチキを働いているからだ」と20日、ドイツのテレビ局の取材に語っている。

艾氏は今秋、米國(guó)とドイツを訪問し、ベルリン蕓術(shù)大學(xué)の客員教授に就任する予定だったが、出國(guó)禁止措置が延期されたことで、実現(xiàn)は絶望的となった。（翻訳?編集/NN）